To learn business through English
★★★★★
ビジネス英語の迅速なレベルアップが求められる状況下で、とある外語学院で教材と
して与えられた一冊。元々杉田先生のラジオ講座は愛聴していた関係でスンナリと
入って行けました。このシリーズの良い所は、up-to-dateな内容を採り上げており、
単に上級英語を学ぶ教材ではなく、"英語を使ってビジネスを学ぶ"コンセプトが
貫かれている所だと思います。
アメリカ人ホワイトカラーのworkerholicぶりはよく知られるところで、だからこそのワーク
ライフバランスでしょうが、日本で根強い飲みニュケーション文化と家庭を含む私生活
の折り合いをどう付けて行くかは案外難しい問題かもしれません。
今は時代の過渡期なので意見は様々でしょうが、10年後には「家庭生活を省みない
ビジネスマンは出世できない」なんていう社会通念が出来上がっているかもしれない
ですね(笑)。
中級以上レベルの英語力をお持ちの向きは、思い切ってトライしてみることをお薦め
したいと思います。ビジネス英語を学ぶことは、英語自体を必要としない立場の人でも
ビジネスセンスを磨くことに直結すると信じるからです。
英語学習の王道
★★★★★
音読用教材で定評のあるものを集めました。音読は英語学習の基本中の基本です。しっかりした音読は各種の試験に非常に有効な対策となります。私は殊更TOEIC対策は不要だと考えます。他の棚で紹介した英文読解および英文法の参考書・問題集を使用して準備をした人は、ヒアリングを強化するくらいで十分に高得点が得られると考えています。英語に大学受験用英語、実用英語等の区分は存在しません。スコアを上げる為、問題集等を行うのはある程度の点数(700点前後)が取れる様になった後の方がよい。それまでは、CD付きの教材を用いて、音読、リピーティングを徹底的に繰り返す。これだけでも、600点までは取れるはず。NHKラジオ講座用教材は、最適。特に杉田敏先生の「やさしいビジネス英語」シリーズは最高。この教材を繰り返し音読等をして、英検1級合格者も多いとの事。
よい題材です
★★★★☆
前2冊の素材がよかったので、店頭で見かけて無条件で購入していました。
聞いていると最後のチャプターでなにやらアメリカを離れる?どうやら完結編だったようです。
相変わらずビジネス英会話というよりは、仕事以外の時間での話のネタが多いと感じますし、アメリカ人かアメリカで英語を学習した人以外には通用しない表現も一部含まれています。
ただ、話題・言い回しいずれにしてもよい素材だということに変わりはないです。
CD2枚にスクリプトがついているだけの非常にシンプルな構造です。単語に発音記号が振られているわけでも、単語に例文をつけて説明しているわけでもありません。
それでも多くの方々に支持されているのは、その圧倒的な質と量にあると思います。CD1枚がおよそ1時間ですので、ラジオドラマとして通勤時に聞くのがよいかと思います。
高橋修三完結編
★★★★★
大滝編と高橋編前2作を終えて、やっと完結編に着手。時代を反映した内容が好評だが、この手の内容は一、二年であっという間に時代遅れになったりして、難しいところ。今年のオイル高や金融危機などのテキストもそのうちできるのだろうか。
とはいえ、内容は秀逸。日向清人先生のビジネス英会話(DHC)も買ってみた。両方ともに強力なサポーター陣がいるのもうなづける。日向先生のほうがどちらかというと実践的、即戦力で使えるような仕様になっている。どっちかというと、杉田先生のほうは実務的というよりも、もっと内容のある会話をしたいという目標をもっている人向けかも。まあ、両方とも学べば、相互の利点がさらに相乗効果があると思われる。
要望としては、今年やっているNHKビジネス英会話の実践編と初級編の両方が来年度の初めにでも本になってほしい。
相変わらず、興味深いトピックが満載
★★★★★
高橋修三シリーズの完結編です。
特に今回面白かったのは上司についての話題でした。アメリカ人のトップは、アグレッシブで自己顕示欲が強い印象を持っていましたが、必ずしもそうでないなど、相変わらず楽しめるトピックが満載で、杉田先生の見識の豊かさには圧倒されます。