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米国SWOGに学ぶがん臨床試験の実践―臨床医と統計家の協調をめざして

価格: ¥4,935
カテゴリ: 単行本
ブランド: 医学書院
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素晴らしいの一言に尽きる ★★★★★
長年、多施設共同の医師主導がん臨床試験に関わってきた米国の統計学者達による書物である。内容は素晴らしいの一言に尽きる。わたしのような臨床医には必ずしも読みやすい内容ばかりではなく、正直理解できないところも多々あるが、臨床試験の方法論を目の当たりにさせられる。日本ではいかにこの分野に対する(医師への)教育が欠如しているのかが理解できた。たまたま医局に本書の原著があって目にしたが、かなり難解な文章である。それを正確な、そして綺麗な日本語で伝えてくれている訳者達にも感謝したい。
臨床試験に携わる上で ★★★★★
臨床試験に携わる上で、本書は様々な疑問に答えてくれます。また、臨床試験に関わらない、という人でも、学会発表を聞いたり、論文を読んだりするときに、よくわからない用語、試験デザインなどにぶつかることが多いと思います。そんなときに本書は非常に参考になります。randomized Phase IIって?、中間解析って?、そもそもKaplan-Meier曲線って?、といった疑問を一度でも感じたことがある方にはとくに薦められます。
臨床医にとっては読みづらい内容があることは確かですがじっくり読んでいくことで理解でき、しっかりした考えをもつことができます。統計学的内容も適度に数式も示してあり、「数式を使わない統計学の参考書」と併せて読んだときにちょうどよいリファレンスになります。(数学的にしっかり理解できる方は本書のみでももちろんよいと思いますが。)