言葉の重ね方
★★☆☆☆
worstの総集編の2巻目
まあ さすがに20巻以上も続いているので 総集編が出てもおかしくはないが
前巻とどこが違うのか 今一つ違いが見いだせないので買い控えていたが
梅星兄弟物語が収録されている と帯に記載されていたので購入
結論から言ってしまうと 梅星兄弟物語以外は それほど見所は無い
春道の時代まで遡って紹介しているが worstとクローズを続いている物語とするのは
ちょっと乱暴な感を受ける
クローズの世界観とworstの世界観は 時代の流れからしても かなり違うからね
目的の梅星兄弟の話は 言ってみれば ここ最近の高橋ヒロシ作品らしく
登場人物にかっこいいセリフを言わせて物語を進める構成となっていて
わざわざ購入した価値があるか?と問われると ちょっと失望した というのが本音
春道やブルは かっこいいセリフを言わなくても 魅力的でしたよね?
(無駄な)言葉は重ねれば重ねるほど一枚が薄くなる と言う言葉を高橋氏に贈ります