ラジオだからこそ伝えられること
★★★★★
とうに在庫も無く、まして発売後1年以上経ってるのに、今更こんなレビュー見る人など。
そう思えば気負うことも無く。
メディアとして、とかTV・ネットに比べ云々などラジオを衰退しつつあるモノと見なす向きも相変わらず。
その反面TwitterやUstreamとの融合、Radikoで以前より身近になったとも。
だが、つまるところ、良い放送(トークにしろ音楽にしろ)に出会えれば他に何も。
4年前(厄年)入院生活を過ごしてた時期は娯楽はラジオだけだった。
ケータイは使用禁止だったし(未だに持つ気は無いが)病室で60分千円のTVは見る価値も。
ま、AMが入らずFMのみだったが、消灯後眠れず夜通しなんて日も(中学生かよ)。
伊集院光、爆笑問題、山下達郎、宇多丸、宮川賢など在京局で活躍する方々の話のみならず
各地方のローカル番組も取り上げており、機会があれば聞いてみたいなと思う番組も。
ラジオ専門誌は読んだ事は無いが、BRUTUSのこの特集にはラジオに対する愛情が満ちている。
超ラジオ愛
★★★★☆
ラジオが好きだ。
挙げ句の果てに、自分で放送局を開設しちゃったりして。
だから、BRUTUSの特集には耳が小躍り。
作業中、好みを曲をかけ、
離席する時に、今かけてる曲のサビが聴けないとモヤモヤする。
毎度毎度、停止ボタンを押し、
戻って着席して、再生。
この動作が無駄に感じて、さらにモヤモヤが蓄積する。
ラジオだと、流しっぱなしのリアルタイムってところが潔い。
自分では進んで聴かないようなジャンルが
耳に飛び込んでくる利点もあるし。 音楽好きにはたまらないメディア。
今持っている携帯プレーヤーでFMラジオも聴けるんだけど、AMが入らない。
AMラジオが聴けないなんて、ラジオじゃない。 半ラジオだ。
AM独特のトークラジオにハマると、集中力がガリガリ削られ、
作業そっちのけになる懸念もある。
だが、聴いていたい。
ラジオ本体の新製品や定番モノまで
しっかり掲載されているので、購入の参考に。
ラジオがメディアとして素晴らしいと再認識させてもらった
★★★★★
仕事にも趣味にも邪魔にならず、時にピンとくる情報や音楽が耳に入ってきて、自分の生活にラジオってやっぱ必要だなぁ、と再認識していた頃にこの特集に出会い、その意識が更に強くなった本。
マス的な信憑性もありつつ、低予算で番組を作りやすい事や、ラジオとインターネットの良い相性も考えると、これから幹が太くなって成長していくのはラジオなのかも、と思いました。