これ程分かり易い本は初めてです。

”ジャズの教科書”と云ってもいいでしょう。

あなたがアマチュアならやめた方がいいです。
セミプロなら頑張ってトライ！
でＪａｚｚってこのように分析しなくてもいいのでは？
例えばチャーリーパーカーを後で分析して、
ああこれでいいんだって納得しても仕方ないよね。
自分の演奏を後で聴いて、
ああ、この教科書にあってたなあ・・・と思う律儀な人にはいいかも。
またはここから新しいものを生み出す才能のある人にもこれはいいかも。

だから、中年ミュージシャンの
今日の演奏の瞬間にこの本は無益と思うのです。

ジャズ演奏を仕事にしている者です。本書が、今まで自分の中でグレーだった事柄を見事に明かしてくれました。理論がはっきりするとさらに練習意欲が湧いて、一日３時間だった練習時間が７時間に増えました。本当に解りやすく書いてあります。あらゆるレベルのジャズミュージシャンが必ず持っていなくてはいけない本です！やや高価ですがそれ以上の価値はあると思います。

様々な理論書を読んできたけれど、これほど素晴らしい本は見たことがありません！
非常に理解しやすいにも関わらず、ジャズを始めるために誰もが知っておかなければならない
知識をすべて網羅しています。しかも非常に深いところまで掘り下げているので、この本を習得
するにはそれ相応の時間がかかると思われます。
基本的にピアノ譜で書かれていますが、そんなのは一切関係ありません。どんな楽器であれ、
ジャズを本気で学びたいと思っている人のための本です。この本で学び、練習を重ねていけば
間違いなく一歩先、二歩先へと上達して行けるはずです。少し値段は高いですが・・・ホントいいよ！

こんなにすばらしい理論書にはじめて出会いました。
ジャズ演奏を志すすべての人に自信を持ってお勧めできます。
これまでの理論書との大きな違いは、
スケールやコードを説明するだけにとどまらず、
①それらを名演奏家たちがどのように使用してきたかの実例（譜面）がアルバム名とともに豊富に示されている。
②それらを演奏の中で使えるようにするための練習のヒントが豊富に示されている。
以上の２点が画期的であり、本書をすぐれて実践的なものにしています。