本作は、これまでシャーウッドが探求してきたことを極限まで突き詰めたもので、ダブの影響下にあるエコー、ディレイ、ヘヴィなベースが基本的なトーンをつくる。そんなサウンドに多数のゲストが独自のひねりを加えている。参加者は、デジタル・ダンス・ミュージックの敏腕プロデューサーであるレンキー、インド人ヴォーカリストのハリ・ハラン、レゲエの巨人スライ&ロビー、「The Ignorant Version」でヴォーカルを担当する、シャーウッドの幼い娘たちなどだ。多様な文化がぎゅう詰めにされ、楽しくも無国籍なサウンドを聴かせてくれる。その結果、本作は、目を見張るほどユニークな仕上がりとなった。(Louis Pattison, Amazon.co.uk)