流れ星になにを願うか
★★★★★
009のこの巻を読んだときから、流れ星に願うことは一つになりました。
あれから数十年たって、世界は、どちらの方向に変化してきたでしょうか。
よい方向へ、少しずつ進んでいると思いたいものです。
少なくとも、一人の子供は、平和の方向を選びました。
まあ、めちゃくちゃではありますけど、それなりに、
少なくとも、自分の人生から、できる範囲で平和を広げていきたいと願って、
できることを今もやっています。
心のふるさとです!
★★★★★
地底帝国ヨミ編は最近NHKTVなどで紹介されたこともあり、オールドファンには懐かしく、若い漫画ファンには「へー、こんな作品もあったのか」と気づいた人もおおいでしょう。
お話の前半(第5巻)を経て、チームワークを取り戻した第6巻ではサイボーグ戦士・ブラックゴースト・ザッタンの三つ巴の戦いに突入。ヨミの住人、ビーナたちの悲しいお話を経て009と004の反発と相互理解。クライマックスの本当のブラックゴーストとの死闘と009・002の落涙必至のラストシーン。そしてあまりにも有名な姉弟の会話と遠くに流れる流れ星とブラックゴーストの最期の光芒。
当時小学生だった私にも、このお話は忘れ得ない感動を内包した石森先生作品の白眉だと確信していました。
衝撃のラスト!!
★★★★★
ヨミ編の後編が収録されています。最初に読んだときにはそのラストに衝撃すら覚えました。あのあまりにも有名なシーン。石ノ森先生も本来はここで本当のラストにしたかったようです。ここで終わっていれば現在の009はなかったかも?しれませんが。しかし数あるエピソードの中で私はこの話が一番好きです。未読の方は是非。そうでない方もどうぞ。