第4巻では前巻で予告登場していた大金持ちの息子・面堂終太郎、ラムの友人の弁天が初登場。また、これまで脚色はあるもののおおむね原作イメージに忠実な作りであったのが、面堂の登場あたりからかなり誇張された演出へと発展、脚色も原作にある展開から大幅に逸脱し始め、アニメーションとしての『うる星やつら』独自の世界観が形成されていく様子を確認することができる。(田中 元)