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泌尿器科のがんがわかる本

価格: ¥1,400
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 四海書房
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患者・家族ががんについて勉強するためにとても役立つ本です。 ★★★★★
私の伯父が前立腺がんと診断され、何をしてあげることもできない自分が情けなくて、とにかくどういう病気かだけでも知りたいと本屋さんを歩き回っていました。あまり専門的で難しい本はわからないし、私にも読めて理解できるものを、と探していたらこの本に出合いました。泌尿器科のがんとはいったいどんなものか、いま行われている治療にはどんなものがあるのかなどがわかりやすく書かれていて、最新のがん治療について、まずはこの本でしっかり勉強できたと思います。検査などに使われる医療機器の写真が表紙に使われていて、最初は少し冷たい印象を受けましたが、中身を読み進むうちに、こういう情報こそが患者と家族が求めているものだなあと、とても納得できました。この本を読んでおくことで主治医の先生との話し合いもスムーズになると思うし、患者側が自分で勉強しておくことがとても大切だということを改めて感じました。それから、がんの医療費のことも書かれていてとてもいいと思います。気になる部分ではあるものの、この部分に触れている本はほかには見つかりませんでした。先生に直接聞きづらいものなので、こういう情報も家族にとってはとても助かります。これからの時代、男性では2人に一人、女性では3人に一人ががんになると言われています。これだけ多くの人がかかる病気ですから、患者・家族側が自分でがんについて勉強できる、この本のような入門書がとても役立つと思います。女性特有のがんや、ほかの部分の臓器のがんについてのこういった本もあるといいと思いました。実際にたくさんの患者さんを見てきている医師の言葉には、人を信頼させる力があります。そして、この先生は心の優しい方なんだなあ、と感じました。伯父の回復にむけて、私もできることをがんばります!
著者の筆力、わかりやすい ★★★★★
近所の医院で膀胱炎の診断を受け、がんの懸念はないといわれたが、心配で駅前の本屋に。膀胱がんの本がなかったので、この本を購入。家庭の医学書は専門家による難解なものか「必ずこれで治ります」式の安直なものが多いが、この本はがんが命と隣り合わせの厳しい「死病」であることをはっきり言い、またがんには「治るがん」と「治らないがん」の2種類があることがわかりやすく説明されていて、がんという病気について初めて知ることが多かった。文章が簡潔でわかりやすく、編集もいい。データや統計至上の机上論ではない、がんセンター30年という豊富な臨床経験からの具体的な解説は、すべてのがんに共通する要素が多いように思われる。がんを治すという ”健康食品” や玉川温泉などの ”民間療法"を「効果なし!」と一刀両断するところも納得。全体の構成がユニークで、Q&A「先生ががんを告知されたらどうしますか」という問いに対する著者の答えは説得力があり、患者は勇気を得るだろう。この部分だけでも読む価値がある。随所に著者の人間性がのぞくところが、病気の本にはめずらしい。まさに患者と家族のための本、皆さんにお勧めします。とにかくがん対策は一にも二にも検査ですね。
専門医の信頼が増しました。 ★★★★☆
ガンの怖い年になって暫くたっているのですが、ガンの基礎的な知識と最新医療制度を知識として得たいと思い、今気になる泌尿器科の専門の本は無いかと探しておりましたがありました。泌尿器関係のがんの詳細が個別に詳しく書かれています。ただ、単純な病気の説明だけでは無く、どうガンと戦うのかをある意味ユニークな語り口で興味深く読めるようになっていますね。終わりの方に著者の三浦先生がガンになった時にはご自分でどう対処するかを書かれています。ここを読むだけでもこの本の価値があるような気もします。泌尿器科に限らず、怖がらずに果敢にガンと戦う事の大切さを教えてくれています。難しい専門用語集も用意されていて、もっと他の科のガンの説明があると良かったのですが、泌尿器科の専門書なので仕方ないでしょうね。