最近切り紙がはやっていると知って購入しました。
パターンは多くはありませんが、初心者＋不器用な私にもできるものです。
紙を折り、切って開けるときのわくわくした気持ち、ぜひ味わってください。
いろいろな紙で試してください。同じパターンでもまた違った雰囲気があります。
プレゼントにちょっと添えたりするのも素敵ですよ。

日本・中国・フランス・ポルトガル・アメリカをイメージした切り絵をその国の紙で作ってあり、写真とともにレイアウトされたページは、旅のコラージュのよう。
また切り絵をつかった雑貨の作り方、綺麗なプリントの紙（素敵すぎて使えない！）もついていて、いろいろ楽しめそう。
インテリアの参考にもなる。眺めているだけでも楽しい本。作者はとってもおしゃれな人なんだろうなあと思わせる。
ただ切り絵のパターンが少ない（２８種）し、パターンが国ごとに似通っているので、動物型、人型などいろいろ作ってみたい人には不向き。
切り絵をしたいな〜と思っていたときに、生協のカタログで見かけ中身を確認せずに買ってしまったが、書店でいろいろみたら、これは買わなかったかも。

手に取った瞬間加奈子様ワールドに入り込み、気がついたらほとんど全部切っていました。

子どもの作品集に貼りました。ホント楽しかったわ。私はフリーハンドで切りましたが、複雑な模様は下書きすることをお勧めします。

ランプシェードなどインテリアも紹介されていますが、これにも挑戦したいです。でもちょっとまとまった時間がないと無理かも…

切り紙など初心者、不器用なんですけどという方でも、楽しめると思います。パターンは少ないですが、慣れてくればアレンジも可能だと思います。付録として、おしゃれで可愛い紙が数枚ついているのもうれしい！

切り紙なんてしたの、子どもの頃、七夕の天の川を作って以来くらいなのに、見事にはまりました。　

切り紙の作り方が載ったレシピ本であると同時に、とても叙情的な旅のエッセイ。旅の好きな著者が、訪れた国のイメージを表現した切り紙の作り方が載っています。本を開くと実際にすぐ作れちゃうのがうれしいです。折り紙がなくても、家にあった紙がすてきな（たとえば）花の形として生まれ変わったとき、その紙が何気なくとっておいたフライヤーだったりすると、意外な色の見え方にうれしくなったりします。

旅のエッセイと、デザインについての小さなコラムを読みながら、作る作業も楽しいし、作ること以上に、著者の旅の思い出を共有して、まだ見ぬ地に思いを馳せたりする時間がきっといいんですね。ああ。私ったらなんでこんなにはまっちゃってるんだろう！！　切るのがやめられなーい。と思いながら、嬉々としていろいろな紙を選んだり大きさを変えてみたりして切り紙を作っては眺めて日曜の午後を過ごしました。　桜の形を切って、アメリカ人の夫に開かせたら「ワ〜オ！」と言います。その驚きの顔を見て、切った私の誇らしいこと！

この本は中身も見ずに、うっかり買いだったけど、純度の高い愉しいひとときをもらえて感謝しています。そして、なぜだか優しい気持ちになりました。