インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

交響する群像―『カラマーゾフ兄弟』を読む〈1〉 (『カラマーゾフの兄弟』を読む (1))

価格: ¥3,360
カテゴリ: 単行本
ブランド: 九州大学出版会
Amazon.co.jpで確認
【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:清水孝純/著 出版社名:九州大学出版会 シリーズ名:『カラマーゾフの兄弟』を読む 1 発行年月:1998年06月 関連キーワード:コウキヨウ スル グンゾウ カラマ-ゾフ ノ キヨウダイ オ ヨム 1 こうきよう する ぐんぞう からま-ぞふ の きようだい お よむ 1、 キユウシユウ ダイガク シユツパンカイ キユウシユウダイガクシユツパンカイ 1523 きゆうしゆう だいがく しゆつぱんかい きゆうしゆうだいがくしゆつぱんかい 1523、 キユウシユウ ダイガク シユツパンカイ キユウシユウダイガクシユツパンカイ 1523 きゆうしゆう だいがく しゆつぱんかい きゆうしゆうだいがくしゆつぱんかい 1523 本書は十九世紀ロシアの作家フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー最晩年の大作『カラマーゾフ兄弟』の読解を試みたものである。 混沌と光ある難題フョードルと息子たち「魂の父」ゾシマ長老反空間としての僧院
やっぱり難しい。 ★★★☆☆
決して難しく書かれた作品ではありません。筆者の狙いは、この作品をあくまでも”プロットに沿って解読する”ことにあります。このような試みは、決して典型的なドストエフスキーへのアプローチではありません。どちらかというと、ロシア論、大審問官論、政治社会思想論、宗教論などの”何らかの角度からそれを解析する方”が普通だし、わかりやすいはずです。しかしながら、”この作品の有する驚くべき豊かさ”に促がされて、著者は、この作品を”その展開に沿って論ずるという”方法をとっています。著者の類まれな西欧文学に対する学識が、このような方法論を可能ならしめたはずです。しかしながら、出来上がりは、なかなか、素人の手に終えない出来上がりになっているようです。というより読み手のほうにも、著者に劣らないだけの西欧古典文学への知識が必要とされるようです。そうでなければ、”作品の複雑極まりない関係性”への接近は無理なようです。正直なところ、何年か後に、もう一度、取り組んで見なければいけない作品のようです。