美麗な絵を音楽と一緒に是非
★★★★☆
このマンガだけでサンホラの魅力を全部掴める! とまでは行きませんが、
桂さんの描かれる美しい絵がSoundHorizonの世界観と良くマッチした、
一冊になっているのではないかと思います。
ストーリーは一曲ごとの短編になっていますが、何度か読み返すことで、
「実はこことあそこが繋がっていて……」と新たな発見があったりもします。
曲を既に知っている方からすると、作中にたびたび出てくる歌詞を読む際に
「Roman」が脳内で流れ出すという現象がおきるのではないかと。
「其処に物語は在るのかしら…?」
あの台詞を活字で追いながら、きっと皆さん朝子と夜子の声が聞こえてくるはずです。
あの二人めちゃくちゃ可愛かったですよ。
聞いてはいるけれどRomanのストーリーをまだ完全に追い切れていないという人や、
Romanのことなら俺に聞け、という人まで(笑)、
サンホラが好きな人なら買って損はない一冊だと思います。
個人的な補足。
ローランサンが好きな人はぜひ買いましょう。笑
あまりのイケメンっぷりと、あの笑いながら走り去る姿に、目が釘付けになります。
いい意味で期待を裏切られた!
★★★★★
本作は音楽ユニット「サウンドホライズン」のアルバムCD「Roman」を原作としたコミックです。
†あらすじ
生まれてくる前に死んでしまった子供。ひとりで淋しくないように双子の人形と共に埋葬されたその子の名はイヴェール。右手に紫(死)の姫君、左手に青(生)の姫君を傍らにイヴェールは自らが生まれて来るに至る物語(ロマン)を双子の姫君に探らせる…
生と死が繰り返され、そしてまた日が昇る。生まれてくる意味とは?死んでゆく意味とは?…そうして今を生きている意味とは…
†感想
漫画のドラマ化や小説の漫画化が苦手な自分なので、あまり期待していなかったのですが…原曲をこんな風に描写した桂さんは素晴らしいと思いました。原曲から聞いている人にとっては「あぁ、ここはこういう事だったのかと」また新しい発見があります。しかしこれはあくまでも桂さんの解釈によるもので、これが原曲そのものにぴったり当てはまるとは限らないと思います。かといってこれが答えだと言うものもないでしょう。
要は個人個人で自由に解釈していいのだと思います。この漫画はその中で原曲の意味を解釈するためのちょっとした想像力の手助けに成るのではないかと思います。
†その他
しかし、原曲を聞いたことがない人には少し分かりにくいのかな?と思いました。まずは原曲からきいて気に入ったらオススメします。
またサンホラファンであれば一度は目を通すべきだと思います。
これもまた、解釈のひとつ
★★★★★
楽しみ方を説明します。
まず、買う前に原曲を聞いてください。
すでに読んでしまった人は、
原曲を聞きこんでからまた読んでください。
次に、詩の意味を大体でいいので解釈して理解してください。
最後に、このマンガを読んでみてください。
原曲のRomanは有名声優が出演してるので
有名レンタル店でも借りれるんじゃないかと思います。
さて中身について。
マンガ単体でもすごいですが
聞きながら読むととんでもないことになります^^^^
感動を邪魔されると腹立つので一人のときにどうぞ。
次巻がたのしみでたまらない。
簡単に言えば
★★★★★
この漫画は簡単に言えば、料理のスパイスの様なものです。
この作品単体だけで、その本当の価値を見い出すのは難しいです。
また、音楽の方も人を選びますので、
CDを購入されていない方は、まず試聴することをオススメします。(ただし、ある程度の『慣れ』はあるかもしれません)
懲りずに書きますが・・・
★☆☆☆☆
評価が高かったので買いましたが自分はこの作品を買って損をしたと思っています。
話が短編集的なので読みやすいかと思いきや。。
切なくて奥の深い話を見たことのある人は、この作品が如何に浅い作品かが分かると思います。
CDが元みたいなので、そのファンが評価を高くしているんでしょうね。