腸が死んだら…
★★★☆☆
腸の大事さを伝える本って感じです
どうすれば腸内環境が改善されるか?
どうすれば良くなるか?
とかそうゆう事についてはあまり触れていません
なので★3つで
「健康に生きたいなら、キレイな腸を保つメンテナンスが欠かせない」ことを具体的にわかりやすく説明してある良書です。
★★★★★
腸(小腸と大腸)は食べ物の栄養分を吸収し、血管を通じてその栄養素を各臓器に供給する、体内のエネルギー基地のような存在である。そればかりか、体に不要な老廃物や毒素を排泄したり、細菌やウイルスから身を守るための免疫力を高めたり、酵素やビタミンを合成したりして、24時間フル稼働している。
だから、腸が機能不全を起こすと、人は死んでしまう。実際、大学病院で遺体を解剖してみると、腸全体が急激に腐ったことが原因で突然死している人も少なくない。こうした“腸死”の原因をつくるのは、ズバリ、食事を中心とした生活習慣である!健康に生きたいなら、キレイな腸を保つメンテナンスが欠かせない、と著者は言う。
具体的には、(1)野菜中心の食事を心がけ、動物性タンパク質は控える。 (2)良質な水をこまめに摂取する。 (3)1時間以上同じ姿勢にならないように心がける。 (4)適度な運動を意識的に行う。 (5)就寝前の2時間は間食せず、胃を空っぽにして寝る。 (6)平均7時間睡眠を保ち、空腹と共に目覚めるようにする。 (7)毎朝決まった時間(朝食後30分のゴールデンタイム)の排便を習慣にする。これが良い腸を保つための7カ条である。
本書では、年間3000人以上の腸を診ている胃腸クリニックの院長が、腸の健康を保つために知っておきたい情報をわかりやすく解説してくれている。腸内環境健康度チェックリストもついていて重宝します。
生活習慣を変えてくれました
★★★★★
35歳を超えたあたりから、体質が変わってきたことを自覚するようになりました。
これから先のことを考えると、食事をはじめとする生活習慣を変えなければ、という思いはあったものの、なかなか実行に移すことができずにズルズルしていたのです。
ところがこの本を読んでから、人間の健康は微妙なバランスのうえに保たれていることを痛感し、読み終わったその日から、寝る前には食べ物を口にすることがなくなりました。
全くの素人である私でも腹に落ちる平易な語り口で説明がされており、食生活習慣を変えるきっかけを作ってもらえたのが大きな収穫です。