TOEIC対策のための羅針盤
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これは非常に素晴らしい参考書だと思います。
著者はTOEICを受けて20年以上の経験を持ち、厳選しつくした問題を掲載しています。
各パートごとの問題は、実際のテストよりは少なめです。しかし、使用されている単語、登場する問題の傾向、逆に絶対にTOEICに出てこない単語や傾向などもしっかりと分析し、解説しています。TOEICが好む傾向を研究し尽くしています。
これを読んで例題を解いて内容を理解し、反復学習の中で著者が回答を解説するかのように問題の意図や見極めのポイントを説明できるようになることを目標にやりきるのがよいでしょう。TOEICを受けた経験がない、経験が少ない人はまずこれをやるべきです。短い時間で一冊を仕上げることができ、傾向を完ぺきに抑えることができます。私が本書を一通り学習するのに要したのは4日程度でした。間を置いて復習するのを合わせても10日程度で2度とおっただけです。
もちろん、これ一冊だけでは問題の量や文法を完全に抑えることはできません。
これを終えた後に、TOEICテスト新公式問題集〈Vol.4〉で練習を積んだり、総合英語Forest 6th editionで文法の基礎を固めればばっちりでしょう。
とりあえず単語や文法を1からはじめる,というような勉強方法から入ってもTOEICに焦点の合った勉強をすることは難しいです。
その意味で、勉強の方向性を修正し、結果を出すためにリソースを集中するためのかじ取りの役割を果たしてくれるのがこの完全攻略バイブルになると思います。
短期の学習で威力を発揮
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初心者の私には大変親切な内容で、前段の試験の仕組みやアウトライン、時間配分から始まり、試験の各パートごとにポイントを押さえた内容も非常にわかりやすかったです。
特に試験まで時間が無かったので、この1冊に賭けて何度も読み返してやりました。特に指定個所の前後の単語だけで回答を導き出すなどの、解法のテクニック的なポイントは、短時間の勉強では役に立ちました。
おそらくは私のような初めて受けるという人向けには良いと思います。高得点を狙いに行く方は、この本プラス文法やリスニングなどの良書を組み合わせればよいのかなと思いましたが、私の場合は次のステップです。
だいたい400点レベルかなと思っていましたが、結果700点弱まで伸ばすことができました。今度はここからポイントをあげていくためのテキストの選択ということになります。
真の意味でのTOEIC対策No 1
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久しぶりに本の価格以上の元を取った気がする本に出会った。
数ある初めて系のTOEIC対策書の中で、ここまで丁寧、かつ、精細に取り組んだ本を見たことがない。一見、どこにでもあるような「全パートカバーの」対策書と思ったが、構造は同じでも、中身は群を抜いて深い。
本書は、多くの「初心者用」と称する対策書と一線を画し、最初にTOEICとは何かから始まり、現実の受験現場を柔らかい表現で伝達し、かつ試験結果までも論評して見せるところから始まる。そして各パートを「とりあえずサラーっとやる」という類書に良くあるように簡単に終えるのではなく、各パートの分析を見せ、その現実的な対策と傾向を過去20年にわたる実際の現場指導と受験経験から指導してくれている。驚くのは、その平凡に見えて実際には類書にないような仕掛けも入っている点である。例えばリスニングでは、問題を解かせておいて、最後の解説で「こんな問題は実際には出ません」と、くる。解いてしまった側としては、何も考えていなかった己の浅はかさに唖然とさせられる。
書けば切りがないが、TOEIC的な単語や表現へのこだわり、生の生徒を見抜いていると思われるリアルな側面の紹介、そして、多くの類書の指摘することと現実の試験の違いなど、他書では追いつけないクオリティーを内包している。Part 6でも、手を全く抜いていない。単に問題をやらせるのではなく、また、初めて系だからと、手抜きをしない姿勢で、問題を分析して見せる。特に文脈に応じた時制問題や語彙問題など、気づかされたことが非常に多かった。圧巻は、Part 7の同義語の問題のくだりである。これを読むとさすがに高得点の人間も「もしかすると自分もミスをしているのかもしれない」と感じることだろう。
TOEIC900点の人でも、必ず学びのある本である。
この本をこなせば、スコアアップに留学など、全く必要ない
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私は留学の経験がありますが、
個人的には語学留学は経験としては有意義でも、
TOEICのスコアをあげる為には全く必要ないと思っています。
本当に必要なのは、優れた教材選びと、
言うまでもなく自分に対するコミットメントです。
どんな勉強もそうですが、TOEICもスコアを上げる為には、
優秀な教材を使って、孤独で地道な作業を
繰り返し行うことです。
私はこの本に100点を差し上げたいです。
この本は本番のTOEICと同じように、
Part1〜Part7で構成されています。
まず、各Partの終わりにある“傾向のまとめと直前対策”
が目から鱗です。
各問題文の特徴や傾向含め、受験者がどんな箇所で、
何故引っかって間違えるのか、事細かに分析されていて、
その対策法を非常にわかり易く説いています。
例えば、パート4では何故“記憶力が必要とされるのか”
“設問は説明文の順に出てくる”など、
これを読むと、今まで問題を解く際に、
自分が意識してこなかった事を驚くほど気づかされます。
要するに各問題の“出題意図”を把握できれば、
間違えは繰り返さない訳です。
これは公式問題集では得られない知識です。
次に、この本の良い点は、使用している
ボキャブラリーのセレクションです。
著者は相当、TOEICに出題されるボキャブラリーを
研究されているのでは?と思いました。
かなり厳選して選ばれていることが、
TOEICを何回も受験されたことのある方の方が、
かえって気づくのかもしれません。
特にパート6や7は、頻出度の高いボキャブラリーを
把握しておかないと解けない問題が往々にしてあるので、
日頃から厳選されたボキャブラリーに
触れることが必要だと思います。
その点、この本の厳選されたボキャブラリーは
素晴らしいです。
そして最後にパート5について。
私は本書と前書の“650点突破!文法講義の実況中継”で
パート5は迷わず解答を選べるようになりました。
私は帰国してから受験しても
期待以上スコアはアップしていませんでした。
手当たり次第で深く考えず、
ただ問題集をこなしていたからです。
しかし、この本と前書を合わせて徹底的に勉強し、
900点を取得することが出来ました。
結果として、今思うのは、正しい教材を選ぶことは、
時間を有効に使うという事だと思います。
前書と合わせ、極めて推奨したい2冊です。
First of all,you should read this!
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単語集、CDなどの自学自習用からスクールあるいは通信講座まで、
巷に氾濫する教材を前に、
「いったいどれをどう勉強すればいいんだ!」
と思われている方、少なくないのではないでしょうか?
私もその一人でした。
そんな折、たまたまこのサイトで見つけたのがこれです。
そもそもTOEICって何?にはじまり、申込方法や試験の実際の進行方法など、
受験者として事前に把握しておくべき内容について冒頭で触れています。
それ以降は実践に則した問題を解かせつつ、ポイントを解説してくれます。
感心したのは、最近の傾向はもちろん、出題者の狙いや陥りがちな落とし穴まで
言及しているところです。
20年に渡りTOEICを研究し続け、今なお生徒を指導している方の著書だけに
どの内容にも説得力があります。
これを一度通して読めば、TOEICがどういうものか分かります。
また問題をやることで、今の自分のおおよそのスコアレンジが認識できます。
「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず。」(by孫子)
知識の詰め込み用ではないので、これだけで一戦交えるわけには到底行きませんが、
TOEICワールドへの第一歩として、とにかくまずはお読みになって見て下さい。
テキストの買い漁りや資格スクールへの申込は、その後でも遅くはありません。
学問のススメ
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初心者にはいいと思います。
ちゃんとやれば500~600点くらいにはなると思います。