極める…というわけにはいかないかもしれないが、分厚く数多くのオープニングが紹介されており、さらにそのオープニングについての説明や歴史(実際にどう使用されたか)がびっしり書かれている。極められなかったら、本のせいではなく自分のせいだと思わざるを得ない本だ。
　実際に駒を並べてみて、いろいろなバリエーションの通りに動かしてみるだけで楽しい。オープニングだけでこのような本ができてしまう、チェスというゲームの奥深さを感じることができる。
　チェス好きなら、「持っていなければいけない」本だろう。

全748ページ。

各オープニングの始めには戦略的な概念と歴史的な事柄が書かれています。

各手順は縦列で表されており、途中からの変化や、その後の手順は別枠で記載されています。その手順は白黒どちらに優勢か示されています。

全てを読むつもりはありませんが、学びたいオープニングが多くて困ります(笑)