30分をこの本にください。人生の仕組みをお知らせします
★★★★★
あなたは、自分の人生を
本にしたためるってことは
なくはないよね?
じつは、
人生のつきあいは
腹六分目がちょうど
いいってことを
気づかせてくれる
この本は、ファースト・クラスです!
人間関係に悩む方にお薦め
★★★★★
美輪氏の人生相談はとても面白いし参考になる。
世間知らずの評論家等の人生相談よりも数倍回答が優れていると思う。
また、回答に値しない(悩みに値しない)質問に対しては率直に「悩むに値しない」と率直に書いてあるなど、氏の正直な感想が随所に盛り込まれているほか、回答は他書でも繰り返し述べられている「美しい生き方」をベースにしている。
特に人間関係に悩んでいる人には何かヒントが見付かる1冊である。
視野が広まる
★★★★★
「家の光」の中の美輪さんの人生相談のコーナーにに寄せられた読者からの
相談とそれに答える美輪さんからのアドバスがQ&Aで載せられています。
この本を読み進めるうちにわたしたちは世間体、学歴、肩書き、お金など
目に見えるものがすべて、自分の心を満たして欲しいという他力本願な
狭い価値観のなかで、自分で悩みをつくって自分で自分の首を絞めて
もがいているということが見えてきます。
辛いことが起こって、初めて学ぶということもあるし、
悩むことも、その人にとっては必要なことなのだと思えます。
自分でお考えなさい。
★★★★☆
「人生学校虎の巻」を読み、思いましたのは、養老先生の「バカの壁」。
学生が、その問題は自分が考えるべき問題なのに、なぜですか、どうしてですか、どうしたらそうなりますかと聞く他力本願な姿勢に対しての養老先生の嘆きの部分を思い出しました。
この本の始めに、
「先人たちは、自分の過ちを、唯一「本」によって軌道修正してきました。本を読んでたとえばそれを反面教師として受け止めれば、悪いことをしないようにしようという考えが生じます。本は、人間が生きるうえでの方向指示器としての大きな役割を果たしてきたのです。」
もちろん私もこの本を読んで、自分の当てはまるところを発見したり、反面教師にしようと思うところがたくさんありました。
でも、結局は、「ご自分でお考えあそばせ」なんですね。がんばります。
学習
★★★★★
学者や評論家の書く本(私自身、それなりの数を読んでいるつもりです)は、分析能力や批判能力ばかりがすぐれていて、問題解決能力や人の心を動かすようなエネルギーはほとんどありません。机上の空論、雑多な知識の受け売り、自己満足のマスターベーションのような本ばかり・・・。読んでいるときは、なるほど・・・確かにそういう見方もあるなあ・・・と感心することも多々ありますが、壁にぶち当たって苦しんでいるときに読んでも、まず解決策にはならないと思います。
これに対して、三輪さんの本は、ご自身が体験されたことを拠り所として、誰にでも分りやすい言葉で綴られています。その壮絶な人生体験に裏付けられた数々の箴言は、まさに珠玉の言葉といえます。
学習とは「行動様式の変容」のことだそうです。つまり、行動に現れてはじめて完結するものだといえるのではないでしょうか。三輪さんの本を読み、そのことを、あらためて痛感させられました。タレント本などといってバカにされる方もいらっしゃるかもしれませんが、知識を受け売りしたり、難解な言葉や理論を操って、人をやり込めることに汲々としている学者や評論家に比べれば、ずっと魅力的ですし、説得力や実用度といった点でも圧倒的に優れていると思います。