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吉祥寺スタイル―楽しい街の50の秘密

価格: ¥1,550
カテゴリ: 単行本
ブランド: 文藝春秋
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三浦氏の吉祥寺論は疑問 ★★☆☆☆
私の吉祥寺論と違うな、というのが一読しての印象。三浦氏の分析は面白いのだが、80年代に渋谷の街の魅力を語る時に、よく持ち出された理屈と重なる部分が多い。無論、三浦氏はパルコ出版出身であり、渋谷についても熟知しているからこの本も書けたのだろう。だが、どうしても80年代の渋谷論の延長にあり、少々、アナクロな気がしてならないのだ。
というのも、今、最も栄えているのは、東京駅、六本木、梅田駅、名古屋駅、お台場など、大型開発が行われた街だ。渋谷、吉祥寺など、大型開発が少なく、ストリート沿いに発展し、個性的な路面店が軒を連ねる街は、むしろ衰退傾向にある。80年代は兎も角、高齢化した現在、街歩きは中々疲れるもの。大型開発の前に、路面店の敗北は明白だと考える。私は、街を再生し、更に繁栄させるためには、大型開発しかないと考える。
吉祥寺は異空間。 ★★★★☆
昔、吉祥寺の近くに住んでいた時、
吉祥寺って日本なんだけど、なんだか日本らしくないなあ、とよく思っていました。
特に東急百貨店裏なんかは、味わいが不思議で、特に好きでした。

この本は、そんな感覚を分かりやすく、いろいろなキーワードで解説した本です。
読むたびに、ナルホドと思います。
特に、気になったキーワードは”歩いて楽しい街”でという言葉で、
確かに、吉祥寺は車の匂いを感じませんよね。私も、自転車でよく行っていました。

街作りや、ショップ経営にも役立つ本だと思います。
街づくりのセンスが分かりやすく解説されてます ★★★★★
大型商業施設さえ次々に建てれば、街が発展するという発想を持っている人々にこそ読んで欲しい一冊。長期的な経済、街の人々の暮らしの質の向上、コミュニティーの発展にはどんな工夫があるのか、がユーモアをまじえて分かりやすく書いてあります。写真も多く、文章も簡潔にまとまっていて大変読みやすいのと、海外の事例も含めて専門的な観点を示しつつライトな感覚で気軽に読めるのが、画期的です。愛される街に何が必要なのか、考えるきっかけになって大変オススメです!