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技法以前―べてるの家のつくりかた (シリーズ ケアをひらく)

価格: ¥2,100
カテゴリ: 単行本
ブランド: 医学書院
Amazon.co.jpで確認
帯あり。2009年11月1日第1版第1刷発行。【カバー】スレ・キズ少なく良好です【本文】目立った傷みも書き込みもなく、きれいな状態です。【その他】天の背表紙付近にうっすらとしたヤケが見られます。◆商品は防水対策をして発送いたします。◆商品の状態についてのご質問があれば、お気軽にお問合せください。
良書ですが ★★★☆☆
向谷地氏の以前の本同様、素晴らしい内容なのですが、自画自賛色、他者批判を通しての自己肯定が見受けられて、向谷地生良の正当化のための本、という印象を受けました。私の穿った見方が問題なのかもしれません。
私は講演やワークショップのときにしか氏にお会いする機会がなく、現場主義の支援者としての氏との交流がなく、べてるを紹介する思想家としての氏、しか知らないこともあって、この本での氏の姿に違和感を覚えてしまうのかもしれません。
ここにある、強烈な『逆説』の世界。 ★★★★★
「守・破・離」という言葉があります。
この人(著者)がいるのが、「離」の世界なのでしょうか。

この本の中には、『 「聴かない」ことの力 』という言葉が出てきます。
カウンセリング、セラピスト...心理療法の世界に踏み込んだ人間にとっては、
これは、強烈な『逆説』。
...
この人たちは、『感情』を受け止めてもらいたいのではなく、『存在』を受け
止めてもらいたいのだ。...これが理解できた時に、はじめてこの逆接の意味の
深さがわかります。

書かれていることの一部を 切り取って、ここに書くことは やめおきます。
それらの言葉を切り取ってしまうと、大きな誤解をされてしまうと思うので。

そういえば、...
この本のタイトルの 『技法以前』--私はなにをしてこなかったか--、
これが、『逆説』そのものですね。

これは、きっと...「離」の世界にいる人だから言える言葉です。
その前の...、そのまたその前の世界にいる 私には、まだまだ 口にできません。
少しうまくいかなかった時に、「そうだ!これは技法以前の問題なのだ」 と、
いまの自分の力量で、「技法」の限界を決めてしまいそうなので。

と、これはこれとして...、

いろいろなことを考えさせてくれて、いろいろな切り口のヒントをちりばめて
くれている本です。

現場での経験だけが教えてくれる、強烈な『逆説』の世界がここにあります。
向谷地さんの「離」の世界を、味わってみてください。
こんな本を待っていました ★★★★★
 本当に、心からこんな本を待っていました!と言いたいです。
 この本は、ただ「知識」を伝えるためのものではなく、圧倒的な数々の困難・苦労の実体験に基づいた「知恵」の結晶です。
 しかし、「技法以前にしないこと」を明確にしたことが、他の臨床家の書いた本との違いだと思います。
 実際の向谷地生良さんとメンバーさんとのやりとりが、リアルに分かりやすく載っています。
 自分も、実際に載っていたやり取りを参考にして、「死にたくなる」と訴える方に当事者研究を勧めてみました。
 それまでのやり取りと違い、すぐにスンナリ研究を始めることとなり、いつもなら素直に言えなかったことがスラスラと流れ出て、話しがはずみました。自分も当事者研究ということで、協力者という横の関係がより強固なものとなる感覚を覚え、凄さを実感するとともに、普段の臨床を返り見ることが出来ました。
 また、「今は、病気から降りていき、現実の対人関係や人生という苦悩・苦労に降りているというのは、良い降り方だね」と伝えると、「そうなのか、この苦労や不安はみんなに共通するものなのか」と話され、「死にたいは、生きたい」と実感されたみたいで、その方は笑顔となりました。
 この本は、自分のバイブルです。
「残念ながら、すでに100点満点!!!」 ★★★★★
 この言葉は、向谷地さんが「絶対的な肯定を表わす言葉」として本の中に登場しています。
 常に自分に×をつけてしまう当事者の存在自体を肯定する大切なキーワードであり、われわれが当事者と関わる際の重要な視点です。
 
 そして当事者と関わりがある方だけではなく、自らを「1人の当事者」としてこの本を読むと、より理解が深まるのではないかと思います。

 この本こそが「残念ながら、すでに100点満点」だと私は思います。



べてるの家の「非」援助論―そのままでいいと思えるための25章 (シリーズ・ケアをひらく)