保健指導とは、対象者の「行動変容」を促すこと。
言うは容易いが、実際に変容に結び付く支援の難しさ。

この本は
ポイントだけが書かれた「まとめ本」と考えたほうがよいと思います。
著者の「健康行動理論の基礎」と「実践編」をあわせて読むことをお勧めします。
ひとつの理論だけではなく、組み合わせて考えていくことが
より対象者を理解した支援につながると感じました。

また何よりも松本氏のセミナーが
大変勉強になりました。

行動変容については、理解しやすく説明してありましたが
実践に結びつく手法が載っておらず、残念でした。

即　実践（指導実践）に結び付けたかったので、読み終えた後
物足りなさが残りました。