闇の世界権力は・・・?
★☆☆☆☆
タイトルからして陰謀論だと思い読んでみましたが、肝心の「闇の世界権力」さんは冒頭のあたりにしかでてきませんでした。
本書は世界情勢の章と精神世界などの章が一章ごとに交互に繰り返されるためかなり読みにくい構成です。
世界情勢についてはまあどうでもいいとして、精神世界のパートについては、アセンション、フォトンベルト、5次元世界、地底人、アトランティス、日ユ同祖論、波動と様々なネタを提供してくれており、ある意味では楽しめました。
でも、「闇の世界権力」さんはどこにいったんでしょうか?
心の中道
★★★★★
物質的で とても現実的な側面、そして人間の心の問題、更にはスピリチュアルな奥深い部分までを バランス良く配合させたような内容だと思います。
執筆されていた 2006年当時の軍事的背景や ブッシュ政権の状況を元に加筆されていますので、その後 (現在) とのつながりが くっきり表れているのではないかと思います。
もし スピリチュアルな視点を否定される方も、出来れば可能な範囲ででも 固定観念を一時停止させ、TVなど “メディアによる既成概念やコントロールの刷り込み” の外側から 如何にものをみることが出来るかにより、受け取れる大きさや理解の深さには かなりの違いが出て来るのかも知れません。
物質的なエゴの世界に浸り続けたり、逆に 精神世界への逃避へと偏らない心の強さ・視点の大切さというものを教えられた気分です。
なにか “コワそうな感じ” がして とっつきにくかった中丸氏ですが、深く バランスの取れたその洞察力に魅了されます。
引用ですが
★☆☆☆☆
中丸薫(なかまるかおる)さんについて。
中丸薫が明治天皇の血は引いていないとのではないかという噂は以前から
ありました。しかし、あらゆるメディが報道を避けており、真相は闇の中
という状況が長年続いておりました。しかし、最近、副島隆彦さんによって
明かにされました。これで、長年、喉に刺さった小骨がようやく取れたっていう感じがしました。以下は、彼の意見です。
『中丸さんの父は韓景堂(かんけいどう)と言って、450年続いた満州の旧家の長男で豪農の出身であり、理工系の大学を出て当時は京奉鉄道の技師でした。
母は中島成子(なかじましげこ)、栃木県小山市出身で、これまた豪農の家の7人兄弟の3番目に生まれ、日赤の看護婦さんとして満州に渡り、帝国陸軍から張学良(ちょうがくりょう)邸に派遣されそこで韓景堂さんと恋愛結婚、姉一人、弟一人の三人兄弟です。当時の中国の風俗習慣をご理解戴きたいと思いますが、韓景堂さんには何人も奥さんがいたのです。
しかし皆正式に結婚した夫婦です。イスラムには4人までと言う宗教的な限度がありますが、当時の中国には正夫人が何人もいたのです。従って中丸薫さんは正式な韓景堂の子供です。韓景堂さんは国共内戦の時には戦禍を逃れて、最後には台湾に行き、大学教授で晩節を全うしました。
従って大陸、台湾共に腹違いの人脈があります。生後すぐ中島成子さんの弟夫婦にあずけられ、実父母との縁薄く育ちました。
明治天皇との血縁は有りません。