ルカサーの演奏の良さは勿論ですが、決してそれだけではありません。
当時のＡＯＲはぴんきりで、１〜２曲いい曲あるかないかなんてのも
沢山ありました（１曲もないのもあったかな・・・笑）が、
最後まで飽きることなく聴きとおせる名盤です。
ボーカルが弱いだの、いまいちだの、んなこたぁ気にならないくらい素晴しい出来です。
騙されたと思って一度聴いて下さい。

最近、ひょんなことから昔を偲んでＡＯＲを聞いているなかで、ここにヒットしました。
一発やで終わってしまったＷ．ブラザーズの1979年の作品です。

他のレビューでも出てましたが、当時はよかったですが、今聞いてみるとこのヴォーカルの貧弱さに
めまいがします。こんなに歌へただったかな〜と。まあ当時は、そんあこと気にせずに聞いたんでしょうね、、
曲はやはり９の「ＴＡＫＥ　ＭＥ〜」のみが秀曲です。Ｓルカサーのギターがうまく歌の下手さを補ってくれてます。
この曲は名曲ですが、他の曲ははっきり言ってＮＧです。
この邦題もほんとに？という感じのタイトル名です。全曲、この収録曲の邦題はいただけません。今、読むと何か恥ずかしくなる題です。；」；　３０年の歴史かな。


ジャケット表紙帯にはＡＯＲの名盤とか書いてあって、金字塔とか言われてますが、はなはだ疑問です。
若いルカサーの伸び伸びとしたギターを求めるならいいかもしれません。

ただしジャケットは秀逸です。大きいＬＰ版は絵になります。

日本では”君のすべてを今夜”で知られる”ウイルソン・ブラザーズ”だが、アルバムはこの一枚のみの”名盤”。イチオシは５曲目の”恋人たちの予感”だが、スティーブ・ルカサーの見事なまでのギター・ソロは必聴もの。タイトル曲”アナザー・ナイト”もなかなか良いが、ラストの”ライク・イエスタディ”のバラードも泣かせる曲だ。まあ残念ながらこのアルバムが最初で最後だが、今なお”ＡＯＲの名盤”として名高いアルバムだ。

　当時、渋谷のＣＩＳＣＯで輸入盤を買いました。その頃は、参加ミュージシャンやプロデューサーの名前だけでよくＡＯＲ系のレコードを買っていたものです。

　最近まですっかり忘れたのですが、ＡＯＲをまた聴きなおし始めたので、懐かしく買いました。感想としては・・・いま聴くと微妙かもって感じです。アレンジやプレーヤーはいいのですが、肝心のヴォーカルの技術不足というか、アマチュアっぽさが気になります。ＴＯＴＯやＣ・クロス、ボズ、Ｂ・チャンプリン等に比べるとどうしても・・・。７）もいい出来ですが、Ｒ・パーマー版に比べると味わいがなく・・・。

　ちょっとネガティブなレビューになってしまいましたが、ＡＯＲの雰囲気を味わえる作品であることには間違いないです。

なかなかCD化されないので、テープをそれこそ２０年間ぐらい聴き続けてきたAOR屈指の傑作。ルカサーのギターソロの数々が有名ですが、２のタイトル曲は別人のソロです。ともかくすべてが必聴の名曲ばかりで、アレンジ、サウンド処理も素晴らしい。おそらくエア、プレイの「ロマンティック」と並ぶAORの金字塔と呼べる作品です。