2010年春松屋・ソニービルイヴェントに合わせたかに見える待望の特集です。巻頭にリサとガスパール/ペネロペ作者夫妻のインタヴューが存分に収録されており、読み応えありました。昨年とうとうハレンスレーベン家の王子様誕生ということもあり、幸せいっぱいの制作現場が披露されています。献辞によくその名が登場していた長女サロメちゃんがもう11歳とは感慨深いです。また、昨秋刊『リサとガスパールえいがにいく』での居眠りリサパパのモデルは、何とゲオルク先生ご自身だったという爆弾発言もあり、笑ってしまいました。
　そして2010年秋からとうとうリサとガスパールもアニメーションになるとのこと、いち早い情報有難いです。また、ペネロペシリーズとリサガスシリーズとの比較や、最新刊『リサとガスパールのクッキングブック』からのモデル料理制作記事など、楽しく一気読みしました。
　普段買わない雑誌ですが、誰にでも扉が優しく開かれているように感じました。ハレンスレーベン家ファン必携の一冊です。