時代考証、文化、などこの本で知り得たことがかなりあります。
まさに人の見えないところで教養を深めている感がします。
昔の人が皆休んでいるときに寒い中畑に出て来年の為に肥を仕込んだように、
実は漫画を読んでいるのに寒肥を効かせているような面持ちです。
また、もう一つの楽しみに私はさいとう先生のゴルゴ13の大ファンですが
笑ったゴルゴ、泣いたゴルゴ、照れるゴルゴに会えるのも密かな楽しみです。
たぶん同じようなファンが多いと思いますがどうでしょう?
更にもう一つの楽しみは何故か食べ物の場面が多いのに驚きます。
軍鶏なべはもちろん、煮しめ、そばなどなどこだわっています。
やはりハードボイルドの要素には色気、食べ物、物へのこだわり、酒、たばこ
が必要ですね。
どちらにせよ最終回や終わりが来るのが恐ろしくて原作が読めません。
これからもさいとう鬼平犯科帳だけで過ごしていこうと思っております。
先生始め出版社、ファンの皆様がんばりましょう!!