行方不明になった兄を捜すため、廃屋と化した氷室邸に潜入した雛菊深紅(ひなぎくみく)に、その屋敷に住む悪霊たちが襲いかかる。深紅にはもともと霊能力があり、他人には見えないものが見えてしまったりしてしまう。そして、深紅は「射影機」といわれるカメラで悪霊たちを封印していくのだ。屋敷の中には悪霊のほかにも、いろいろな仕掛けが施されていて、深紅の行く手を阻む。謎を解く際もそのカメラを使って道を切り開いて行かなくてはならない。
また、このゲームの特長でもある「音」に関しては、アーニスサウンドテクノロジーズの協力により、空間音響システムを実装しているため、まるで自分がこの邸宅に乗り込んだような臨場感のある恐怖を体験できる。(樋口浩二)