フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
価格: ¥2,800
《スイングジャーナル2009年4月号選定ゴールドディスク》前作『ムーン・リバー』(本誌選定《ゴールドディスク》)で,ベースとボーカル両面に才能を発揮し,ファンを驚かせたニッキ・パロット。昨年度は本誌ジャズ・ディスク大賞《ボーカル賞》を授賞し,ますます勢いに乗るニッキが,ヴィーナスレコード第2弾として,母国オーストラリアで愛される<ワルティング・マチルダ>をはじめさまざまな楽曲で,その魅力をいかんなく発揮した。(Swing Journal)
今話題のシンガー・ベーシスト=ニッキ・パロットの最新作! 女性アーティストでウッドベースを弾きながらヴォーカルをとるというスタイルでは、このニッキ・パロットと昨年メジャーでデビューを果たしたエスペランサ・スポルディングの名前を思い浮かべるが、実績ではまだニッキ・パロットの方が上かもしれない。
2007年12月にヴィーナス・レコードからリリースしたデビュー・アルバム『ムーン・リバー』もロングセラーを記録し、その存在はジャズというジャンルを超えて各方面でも話題となっている。 大ヒット作『ムーン・リバー』に続くこの新作でも前作と同様に自身のベース&ヴォーカルにピアノとドラムというトリオ編成を軸に、前作にも参加したハリー・アレン(ts)に加え、本作ではマーク・スガンガ(g)とニッキの実姉リサ・パロット(bs, ss)が新たなメンバーとして加わり、ムードたっぷり独自のジャズ13曲が収録されている。(The Walker's 加瀬正之)