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ポイントプレザントの悪夢 DVD-BOX

価格: ¥12,600
カテゴリ: DVD
ブランド: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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   少し例を挙げるだけでも、 『The O.C.』、『ドーソンズ・クリーク』、『バフィー ~恋する十字架~』、『デスパレートな妻たち』 といったドラマの要素を合わせ持つのが、小作品ながらもおもしろい『ポイントプレザントの悪夢』だ。2005年に8エピソードを放映したのみで打ち切りを決めたFoxテレビに不満を持った人にとっては、このディスクに放送されなかった5エピソードが入っているというのは朗報だった。ヒロインはブロンドの少女クリスティーナ・ニクソン(エリザベス・ハーノイス)。ニュージャージー州のポイントプレザントの海に浮かんでいるのを助けられ、やがて町内に住むトラブルを抱えた家族に引き取られる。クリスティーナは少しミステリアスな雰囲気が感じられたが、実は彼女はサタンの娘<闇の子>で、彼女自身も知らずコントロールできないような悪の力を備えていた。静かな小さな町ポイントプレザントは、やがて<天使が天国から逃げ出してしまうほどの恐ろしい悪がやって来る>場所になってしまう。クリスティーナは、悪魔の手先ルーカス・ボイド(グラント・ショウ)とともに、<この世の終わり>をもたらすためにやって来たのだ。こうしてあらゆる不幸が始まった。昆虫が襲撃! 教会のステンドグラスが割れる! 最悪の結果となるダンスマラソン! 若者たちが嫉妬に狂う! 興奮した男女の関係! まだまだ続く。
   これらを大したことがないと思うとしたら、それが『ポイントプレザントの悪夢』の大きな問題点だ。枠組みはいいのだが、決定的なものがない。キャストなどは素晴らしい。若手は皆、GapのCMから抜け出てきたようだし、大人もモデルのように美しい。しかし彼らの演技は彼らの見た目ほど印象的ではない。セリフも似たものが多い(エピソード10になっても人々は<何かおかしい>と言っている)。そして特殊効果。さらに、展開の遅いストーリー。ラストの方では死者も増え、恐怖感は高まっているにも関わらず、とにかくこの『ポイントプレザントの悪夢』(『バフィー』の脚本、プロデューサーだった)マーティ・ノクソンが共同制作している)はあまり恐ろしく感じられないのだ。登場人物たちの私生活を豊かに描こうと力を入れたため、それらがクリスティーによって明らかにされることにはしたものの、プロデューサーたちは悪魔が町へやって来ることや、この世の終わりが近いということを忘れてしまったように見える。単なるメロドラマでは難しいのだろう。結局、本当のスリルを求める視聴者は、他のTVや映画へ乗り換えた。だが、この超自然なメロドラマに運命を感じる人には、この『ポイントプレザントの悪夢』はピッタリだろう。このDVDボックスには13のエピソードの他、メイキングの短編も収録されている。(Sam Graham, Amazon.com)