安藤さんのインタビューが良かったせいか、３３歳でチームでポンピドー・センターを設計したレンゾ・ピアノさんの素晴らしい人間性が伝わった。彼は言う、建築家とは、技術者であると同時に、詩人、芸術家であり、建設業者でもあり、科学者であり、また人類学や、地理学者でもあり、街づくりを担う社会学者でもある。そして冒険家でもある。更に、彼は言う。あきらめてはいけない。我々はもっと夢を持つべきだ。個人の抱く、その夢の連鎖が、希望に満ちた未来へ、世界を導いてくれるのだ。