インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

Round Room

価格: ¥850
カテゴリ: CD
ブランド: Elektra / Wea
Amazon.co.jpで確認
 『Farmhouse』のリリース後フィッシュは活動を休止し、それから2年間、このヴァーモント出身のジャム・バンドはライヴアルバムを数多くリリースしたり、ソロ活動に取り組んだりした。ボーカル兼ギターのトレイ・アナスタシオはソロ・アルバムと、元プライマスのレス・クレイプールや元ポリスのスチュワート・コープランドといったスターたちと組んだオースターヘッドのアルバムの制作をおこなった。ベースのマイク・ゴードンはレオ・コッケとデュオ・アルバムを作り、ガヴァメント・ミュールを撮った映画も製作した。ドラムのジョン・フィッシュマンはポーク・トルネドを率いてアルバムを作り、キーボードのペイジ・マッコーネルはヴァイダ・ブルーを結成しアルバムをリリースした。こうしたばらばらの活動のために、バンドがあの素敵なマジックを失ってしまったのではないかと心配されたが、ニューイヤーズ・イブのコンサートを口実に再びスタジオに集まると、その4日後には本作をひっさげてスタジオから出てきた。
   78分を超える本作は、前作より肩の力が抜けリラックスしている。けれども、ひねりの効いた堂々たるソングライティングは変わることなくアルバムの前面に出ている。ゴードンの書いた「Mock Song」(「1セント銅貨、アザミ、携帯電話、マリファナ/自分でまいた種を刈り取れ」と歌っている)や、アナスタシオの書いた「Thunderhead」(「ぼくに必要なのは自分のことを伝える新しい手立て。そうすれば、あれこれ思われずにすむ」)では魅力的なフレーズが次々とくり出される。さらにうれしいのは、本作でのギターのつむぐ音やドラムの刻む音が、フィッシュがライヴで鳴らしている音に以前よりぐっと近づいたことだ。(Aidin Vaziri, Amazon.com)