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Something Dangerous

価格: ¥1,004
カテゴリ: CD
ブランド: Beggars UK - Ada
Amazon.co.jpで確認
   これほどたくさんの言語とジャンルを見事にミックスしてしまうナターシャ・アトラスはただ者ではない。この『Something Dangerous』で彼女は、アラビア語、ヒンズー語、英語、フランス語を操りつつ、ドラムン・ベースやペルシャ風音楽、R&B、アンビエント・ダンス、ポップス、ラップ、映画音楽といった音楽的ベースを武器に、実に自信たっぷりの歌を聴かせてくれる。

   実際、アルバム全曲とも申し分ない。これは豪華ゲストによるところも大きいようだ。「Just Like a Dream」ではアトラスが一歩下がって、プリンセス・ジュリアナの愛に飢えたラップをフィーチャー、「Who's My Baby」ではニアラ・スカーレットの力強いソウル・ボーカルを、そして「Simple Heart」ではシンニード・オコーナーの悲しげな歌声を全編にフィーチャーしている。ジョセリン・プークによる壮大なオーケストレーションに加え、ガマル・アワドのクレイジーなキーボードや故サミ・エル・バブリの哀愁漂うトランペット、さらにはジャ・ウォブル、カウント・ドゥブラ、トランスグローバル・アンダーグラウンドも参加し、どこをとっても一級品の出来。

   ワールドワイド・ミュージックとしての『Something Dangerous』はケイト・ブッシュの一連の作品よりは、ピーター・ガブリエルを親しみやすくしたような雰囲気に近い。とはいえ、ひとひねり効いたチルアウト・ミュージックを好きな人にも十分楽しめる内容になっている。(Dominic Wills, Amazon.com)