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コミュニケーション (社会科学の理論とモデル)

価格: ¥3,240
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東京大学出版会
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コミュニケーションの銀河宇宙が見えるかも ★★★☆☆
自説の中に膨大な論文を縦横にちりばめ、著者は、コミュニケーションの銀河宇宙を、読者に見せてくれようとしている。残念ながら凡人には銀河は見えなかった。気軽に読める本ではない。それにしても、引き合いに出される数多くの卑近な事例を正しく理解するには、著者と同世代でなければ無理である。この点も工夫が必要だろう。
学術的良書 ★★★★☆
 基本的コミュニケーションモデルをふまえ、社会的リアリティをいかに獲得していくか、が問題となっている。他者との関わりの中で「自分とは何なのか」を考える一助となる。論理的でごまかしや誇張、無駄のない良書。
改めてコミュニケーションの「本物」のテキストを読む重要さがハッキリわかる ★★★★★
 『こころと社会』で認知社会心理というアプローチにより、「こころ」の動きと「社会」とヒトとの関係を見事に結びつけた著者が、あまりにも平凡な『コミュニケーション』というタイトル(失礼!)のテキストで、私たちの日常へ再び「非凡な視点」を提供してくれている。

 身近な「あるある」といった例を紐解きながら、私たちの心と行動の「当然」がどうやって形成しているのかを、「カルチュラル・スタディ」でも、「複雑系」でもなく、「ここに王道あり」といった極めてオーソドックスな社会心理学のアプローチで明確にしていくさまは、ページを駆るごとに専門書に似つかわしくもないほどの心地よささえ感じるほどだ。

 先端を自称するビジネスマンにとっても、ワン・トゥ・ワンだ、パーミッションだといった小手先のテクニックに走ることなく、時に基本に立ち返り、改めてリアリティのすごさに圧倒されることが重要であることを示してくれる一冊ではないだろうか。