最近表紙が羽生名人の同じような写真。これが売れるのかもしれませんが、
レイアウトは毎月変えたらどうでしょう。書店で見ると、今月の新刊か
先月の残りかわかりずらい。

今月は巻頭に羽生名人の名人戦を語るインタビューが２０ページも掲載されている。
たいへんためになるので、ぜひ読むべき内容。但し、聞き手の箇所が黒字、答える名人の
箇所が青字で、青字の行数が多いので、視覚的に見づらくなったのが残念。逆ならよかった。

センターの１６ページもあるカラーグラビアは女流を載せるのがよいが、
今月(から)は里見女流の三番勝負。ならよいかと思いきや、
対局中の写真ばかりなので、里見の表情も服装も同じ写真が何枚もあるだけ。
これではカラーを女流枠に採った意味がありません。
カラーに載せるべきだったのは、里見姉妹の写真。

今月は将棋連盟の通常総会があったそうだが、２ページだけ。
相撲協会が注目されているこの時期、公益法人問題がテーマだったのだから
もっと詳しく経過を掲載すべきだった。残念。

今月の現代将棋の講座は桂馬に注目した内容。
ちょっと珍しい切り口です。巻頭の羽生名人の特集と合わせて、
必読です。