表紙がアーマーモデリングのようなスタイルに変わりました。
前号までの雑誌名が大きく書かれたものでは無くなっており、探すのに苦労をするかもしれません。

内容は例によって完成品の写真と記事ですので、本当に模型作りの参考にはなりません。
但し、今号に限って特集と一部の作例のトップ写真に撮影に凝ったものが使われています。
野外、自然光、夕方か早朝の茜色の光に浮かぶ各作例の写真は一見して実機のように見えます。
被写界深度が浅いので模型と判りますが、これだけでも一見の価値はあります。

少し前のArmour Modelling (アーマーモデリング) 2007年 01月号以来の超当たり特集です！
（この時はファイアフライでしたが）
このScale Aviationはフィンランド特集！
やはり梅本弘氏と、驚いた事には「北欧空戦史 (文庫版航空戦史シリーズ (13))」の中山雅洋氏まで記事を書いてくれています！
部分的には「流血の夏」で見た様な文章もありますが、実際の写真（モノクロ）とプラモデル写真を載せてくれていると心が躍りますね。
意外と和書のフィンランド空軍資料は視覚的な説明を同時にしてくれる事は少ないので、とても分かりやすくて助かります。
「第二次大戦のフィンランド空軍エース (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ―世界の戦闘機エース)」
「フィンランド空軍第24戦隊 (オスプレイ軍用機シリーズ)」
「第2飛行団戦闘機写真集 LeR2―フィンランド航空戦史〈1〉 (フィンランド航空戦史 (1))」
「フィンランド上空の戦闘機」
「フィンランド空軍戦闘機隊」
「フィンランド航空戦1939‾1945[ビデオ]―新MGビデオ 21」
「北欧空戦史 (文庫版航空戦史シリーズ (13))」
「フィンランド軍入門 極北の戦場を制した叙事詩の勇者たち (ミリタリー選書 23)」などと並んで大事に読みたいですね。