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奇妙な論理〈1〉―だまされやすさの研究 (ハヤカワ文庫NF)

価格: ¥756
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
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単なる歴史の羅列? ★★☆☆☆
「どうして当時の人がこんな話を信じたのか」
「何故この話がエセ科学なのか」
それがほとんど解説されてない。

ただこういうことがありました。
科学的に考えてこれを提唱した人は本当に馬鹿ですね。今考えると。
といったことが延々と書いてあるだけ。
だから?それで?それは今の常識で考えたらの話でしょ?
という風にしか僕にはうつらなかった。

なぜこの本がこれほどまでに評価されているのかわからないのは
僕がこういった本に知識が足りなさすぎるのかもしれません。

ただ、僕が知りたい、もしくはこの本にはこういったことが
書いてあるだろうと思った
「どうして当時の人がこんな話を信じたのか」
それが解説されていないこの本は僕にとって
非常につまらない本だった。
現代の懐疑主義の始まりを告げる記念碑的著作 ★★★★★
Skeptic Society会長のシャーマーをして、「現代懐疑論の始まり」と評価させる科学的懐疑論の体系化をもたらした歴史的名著。 
 いまでは、執筆から60年が経った。もちろん話題そのものは古いが、こと疑似科学の研究としては色あせることのない超一級の名著であり古典である。「相対論は間違えている」の人々についての解説などは、全く以って現代も有効で、ガードナーの分析能力がいかに本質をついているか(あるいは疑似科学者連中に進歩がないのかもしれないが)を、強力に示している。

 さらに特筆すべきはガードナーのユーモアセンス。
 「55分もあれば十分だ」などは、歴史に残る名突っ込みといえよう。

 本当に面白い。抱腹絶倒一回は三段論法千回に優るとはまさにこのことで、ドライな懐疑論の原型となっている。
まさに古典 ★★★★☆
ニセ科学批判の古典なのだが、確かにあれこれ紹介するにとどまる記述が多く、ニセ科学側の論理の破綻には軽く触れるだけで、どこが問題なのかまで深く突っ込んでいない部分が多い。だから一つ一つの説が間違いだと分かっていて読むなら楽しいのだが、そうでなければ納得しがたいところもあるだろう。また新たな知見を与えてくれるわけではないので、読後の満足感もあまり得られないのでは無かろうか。

地球空洞論など誰も見向きもしない明らかに間違いと言えるものもあれば(とはいえ、「なぜ地球空洞説が間違いと言えるのか論理的に説明しなさい」と言われてどれだけ多くの人が的確に説明できるだろうか。そう考えると、地球空洞説もバカにはできない)、創造科学のように明らかに間違いであるにもかかわらず、現代日本でもそれなりの人が信じている理論もある。水に言葉が理解できるなどといった、生物学や物理学を中学レベルで理解していれば絶対信じないようなバカな理論に惑わされる人もいる。
もしそう言う経験がおありなら(まぁ誰にだって非合理なもの、非論理的なものを信じた経験はあるだろう)戒めとして一冊どうぞ。
説明と証明を混同するなかれ ★★★★☆
科学教信者のバイブル、「奇妙な論理」である。
科学教の最大の敵は宗教であるが、
擬似科学も重大な敵である。
現代に、地球空洞説を信じている奴はさすがにいないと思うが、
自然療法は生き残ってますな。
疑似科学者は自分をガリレオと同視しているという分析は的を得ている。
自分の学説は正しいのに回りがアホだから理解してもらえないと思うのが疑似科学者である。
そして疑似科学者は自分の学説を証明しているつもりだが、
実は説明しているだけで証明にはなってないんだよね。
だまされない幸福な人生を歩む為にあなたもぜひ読んで下さい。
気楽にだまされた方がいいやとは言ってはいけませぬぞw 
とらわれているということ。 ★☆☆☆☆
まず第一に、この本は「こんなことがあった」「こんな人がいた」という事実の羅列に過ぎない。知識としてそういった情報が欲しい人にはお勧めできるが、それ以外にあまり読む価値は見出せない。
本書の中ではさまざまなニセ科学の「妄信者」が紹介されているが、なぜそれがニセ科学であるのか、説明が不十分であるケースが多い。明らかとなっているものと、現在でも十分な研究が進んでいないものの区別が不十分である。筆者自身が、自身の「常識」の「妄信者」と言えるだろう。