初心者にも、ふと慣れてきた頃にも。
★★★★★
先天性心疾患の本は数多いですが、血行動態が最もよくわかる本の一つだと思います。
終始一貫した絵で示されているところが非常に良く、一目で血行動態が把握できます。
わかりやすいので、患者家族への説明のヒントにもなります。
見たところ初心者向きのようですが、解説のなかには、なかなか深い内容のものもあり、
少し慣れてきたころに、どうだったかな?と見返すのにもいい本です。
専門にする先生には物足りないですが、一般小児レベルなら十分ではないでしょうか。
先天性心疾患の本を一冊、と言われれば、この本を選びます。
読みやすかった
★★★★☆
臨牀研修医です。現在小児循環器内科をローテーションしてますが、最低限必要なCHDはすべて網羅していると思われます。図もかなりのvariationが描いてあり見たいと思うものの大概はのってると思われます。しかし、あくまで図解であり病態生理の詳細や実際の治療に関する内容は他の教科書で補う必要があると思います。最初にざっと読むにはお勧めです。すぐ読めます。
追記:現在放射線科ローテート中ですが指導医の先生にお見せすると二人とも即決で購入されていたのでやはりいい本のようです。
客観的評価を考慮して星4つから5つにアップしたいです。
なかなかやる
★★★★☆
非常にわかりやすい。しかし先天性心疾患の初心者にはいくら図が多いといっても全部を読むのは結構なボリュームに感じられるだろう。非専門医がはじめてみる心疾患の患者を前に急いで知識を詰め込むには最適。ナースにも最適。
PICUに移動になった看護師
★★★★★
先天性心疾患の病態、手術について詳しく図解してあります。心臓外科初心者の私にも、とてもわかりやすかったです。