小学校２年生の息子の読み聞かせ用に買いました。
「ルドルフとイッパイアッテナ」と一緒に買ったのですが、
NARUTOが大好きな息子には、こちらの方が入りやすかった
様子です。

絵本から、文中心の本へ移行するのは、嫌がりがちなので、
最近は、ストーリーに引き込まれる本を探しているのですが、
この本は、「なん者、にん者、ぬん者」というランク付けや、
ちょっと小難しい社会背景をちょっとだけ紹介したりと、
作者の方の苦心とウィットを感じる一冊です。

もうすぐ、３巻が終わるところですが、シリーズは、まだまだ
続くので、子供も私も楽しみにしています。

見習い忍者に相当する『なん者』である少年：ひなた丸の初陣である。
なん者として初めての任務を仰せつかったひなた丸の奮闘がとても楽しく、可愛らしい。
ちなみにねことんの術とは、ただ単に表紙の猫の着包みを着ることである。

子供が小学校3年の時に買いました。
読みだしたら止まらない、彼にとっての記念すべき初の徹夜本となりました。
にん者の修行に励むひなた丸の成長が楽しみで、またたく間にシリーズを読破し、その年の夏休みには「なん者ひなた丸研究」を自由研究のテーマにしていました。
現在は高校2年になりましたが、親子で続巻を楽しみにしています。
講談調の語り口が心地よく、挿し絵に愛嬌があり、お薦めの一冊です。