プレイヤーはバウンティーハンター(賞金稼ぎ)のジャンゴ・フェットとなり、ドゥークー伯爵からの依頼を達成するため、賞金首を求めて宇宙を駆け巡る。ジャンゴが映画で使用していたものと同じ、何でもありかと思えるほどのさまざまな武器を使い賞金首を狩っていく。賞金首を殺してしまっても報酬を得られるが、生け捕ることでさらに高額の報酬を得ることができるなど、リアルな設定。このゲームの大きな特徴は、賞金稼ぎという立場ゆえのジレンマがゲームに戦術的な楽しみを加味しているところといえるだろう。
ディテールにこだわってる点は、映画ファンにもうれしいところだ。各武器の効果音はルーカスフィルムお抱えのスカイウォーカーサウンドが製作しており、映画に負けないクオリティとなっている。また「帝国の逆襲」当時からファンの間で絶大な人気を誇るジャンゴの愛機「スレーヴI」も登場する。その起源が本作品で明かされるのも楽しみの1つだ。(江口謙信)