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未来への地図―新しい一歩を踏み出すあなたに
価格: ¥1,260
カテゴリ:
単行本
ブランド:
朝日出版社
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アラスカ 風のような物語 (小学館文庫)
とんぼの本 星野道夫と見た風景
長い旅の途上 (文春文庫)
魔法のことば (文春文庫)
対訳 21世紀に生きる君たちへ
世代を問わず、忘れてはいけないものを思い出させてくれる
★★★★★
アラスカとその自然が好きだった者にしか撮れないだろう数々の写真と中学生への自伝とも言える講演の日英版からなる小冊子なので数時間で読めてしまうが、彼の生き方、アラスカの自然への対し方には、若者たちに対してだけでなく、われわれ大人が忘れてしまったもの、忘れてはいけないものがちりばめられている。
それは、一途なまでのアラスカへの思いと、如何にそうした思いに正直になるかということであり、思いを行動に表すことからすべてが始まると言うことである。アラスカのとある村の写真に触発され幾つかの村の村長へ手紙を投函することで彼の本当のアラスカが始まったように...。
彼のアラスカでの生活には、巷間よく言われている海外の日本人とは全く異なる大好きなものへの畏敬やら慈愛が感じられ、こうした姿勢を持っていれば世界中どこでも受け入れられない国や地域はないだろうと確信させられる。
自分自身の思いに自信が持てなかったり、最初から結果を想像してあきらめてしまったり、そうすることに慣れてしまっていることは、ある意味生きていく上の知恵でもあるが、どこで生きていこうとそれだけばかりではいけないし、いけなかったはずである。高校、大学入学と言った節目を迎えた甥姪たちに贈っているが、彼ら、彼女らが写真を見るだけでも何かが残るのではないかと思うし、贈る度に自分もまた目を通しているので、贈る側にとってもプレゼントとして最適である。
読むというより感じる一冊ではないでしょうか
★★★★☆
この本に出会うまで星野道夫氏を知りませんでした。
カリブーがきらきらとひかる水しぶきの中で川を渡っている写真に引き寄せられたようです。
「おわりに」のなかで「なるべく早い時期に、人間の一生がいかに短いものかを感じとってほしい」とあります。
現代の過度ともいえる、延命医療、健康ブームそういったものとは対極のそして、人間の本質に迫った言葉であると思いました。
いつでも手の届くところにおいておきたくなる一冊です。
はじめの一歩
★★★★☆
「熱い思いが道を開いていく」ということが少し信じられなくなった時に、もう一度がんばる気持ちが蘇ってくるような本です。
どんなに気持ちが沈んだ時も、悲しい時も、辛い時も、自分の心の奥底には”やりたい事が”きっとあるはずです。その思いに火をつけてくれます。
人生のギアをチェンジする時に、そっと背中を押して応援してくれるような一冊だと思います。
うーん・・・
★★☆☆☆
この分量でこの値段は・・・。肝心の講演部分はわずかに23ページ(「魔法のことば」の6分の1、なのに値段は2分の1…)。15分ほどで立ち読みできます。解説やどういうわけか英訳までついてますが、薄さをごまかしてるだけとしか思えません。写真も一連のアラスカシリーズからのセレクトなのでコレクターでもない限り関係ないと思われます。「魔法のことば」が5つ星だとすればこのくらいが妥当かと。