高校数学以上のレベルで発想法を解説した本としてはポリア「いかにして問題をとくか」（丸善）や秋山氏の他の著書・訳書があるのですけれども、本書は高校入試を題材とした中学生にも読みやすい本で、全中学三年生に強くおすすめできます。ただし、不等式など一部旧課程の知識が必要となる問題もあるので、今の子にはちょっときついかもしれません。でも、問題は解けなくてもいいから漫画の部分だけでも読んだらいいよ。世界が変わるよ。

中学生向けの本ですが、数学的思考あるいは問題を解くときの手がかりを
まとめた本です。重要なパターンは網羅しているのでオススメです。