著者は時間にも土地にも恵まれた家庭菜園好きの自称「野良者」であり、
幸運にも同じように恵まれた境遇を持つ方が入門書代わりに読んだり、
自分は家庭菜園を始めたいのだが、配偶者があまりいい顔をしないので…
という人のための洗脳用?には最適の一冊である。
それほど著者の日々畑三昧の生活の楽しさが伝わって来るのである。
しかし、私のように時間にも土地にも恵まれず、プランターや植木鉢で
パセリやねぎ作って気を紛らわしているような「野良者」もどきには、
著者の生活がうらやましくなって、かえってストレスがたまるかもしれない。
そういうわけで、あえて星2つの評価とさせて戴いた。