何しろ絵がむちゃくちゃうまいです。物語は小川未明氏の童話をベースに現代風にアレンジしていて、不思議な話やちょっと怖い話もあり、とても楽しめました。巻末の解説もなかなか興味深く読むことができます。★が４つなのは、老眼の身には字を読むのに苦労したことです。大判で出して下さーい。それから、画集を期待しています！

釣巻さんの作風が大好きなのですが、上巻の方が好きなお話が多かったです。
ストーリーテラーではないですが、話を読む主人公が下巻からはお話に登場。
短編がつづくジェットコースター仕立て(?)なので、この本から読んでも楽しめますが、上巻下巻両方買って読まれた方が、深く、より楽しめます。