現地インドでよく売られている、派手で面白い神様の絵がたくさん載っている。
私はインドに行って以来、こういう絵が好きになって、いろいろ買い集めたりした。
でもそれらの絵がどういうモノなのか、よく分からなかったりしたので、帰国後いろいろ本を探したりした。
ヒンドゥー神関係の本を何冊か買ってみたけど、どうもあまり満足できなかった。
神様の絵が、変なイラストだったりとかで・・・。
この本は、ヒンドゥーの神々の魅力的な絵が満載で、それだけでも楽しめる。
解説も分かり易くて面白い。
他の本には書かれていない話も多いように思う。
もっとマイナー（？）な神様の絵が載っていれば、更に良かったと思う。

　ヒンズー教の神がおどろおどろしい感じの肖像画とともに紹介されていて、それにまつわる話なども取り上げられています。インド神話入門となっていますが、紀行文として読むのも面白いかも知れません。紹介されている写真類は十分美しいものです。

　改訂版だそうですが、この本にて紹介されているのは1987年頃のインドだそうで、今は少し変わってきているのかも知れません。日頃耳にする謎のインド神の名前など調べたり、ヒンズー教の神と仏教神との基本的なつながりや関係を知るには良い一冊ではないでしょうか。

インド神話というタイトルだけどヒンズー教の神話がメイン。
ヒンズーの主な神様にまつわる神話や概要が鮮やかな色彩のイラストと共に説明してありわかりやすい。いくぶん内容が簡素すぎて、この一冊でヒンズー教についての理解が深められないとは思うけど、入門編としては十分。

ヒンズー教の絵画やお寺に奉られている像などを読み解くのに参考になりました。

インドやネパールなどヒンズー教のお寺巡りをする人には読んでおくと楽しめると思います。

インドの歴史から社会的事情もわかるインド神話の解説でした 思っていたような内容ではありませんでしたがこれはこれでいい本でした 購入して良かったです