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実践ソフトウェアエンジニアリング-ソフトウェアプロフェッショナルのための基本知識-

価格: ¥8,208
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日科技連出版社
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勘や経験に頼らないシステム開発を実践するために ★★★★★
システム開発にまつわる様々な分野を網羅し、体系的に説明した書籍です。
業務経験が長くなると自分の勘や経験だけで問題を解決しようとする人が多くなる気がします。
しかし、プロであれば車輪の再発明をするのではなく、十分に実証された既存の技法を活用したいものです。

また、この本は読み物としてだけではなく、リファレンスとしても使用することが出来ます。
あまり自信のない作業分野を担当しなければならない場合や、自分の手法の妥当性を確認したりする場合にも有用です。

第3部は「Webエンジニアリングの適用」がテーマですが、これは社内イントラネットシステムのようなWebシステムではなく、いわゆるインターネットサイトを対象としています。
人によっては有用かもしれませんが、汎用的な知識や技法を提供している他の章に比べると特定の分野に特化しすぎていて若干異質な感じがしました。
原著はすでに第7版が出ているようで、こちらの目次を見るとWebに特化した章はなくなっているようです。目次だけ見るとさらに汎用性が高まった内容が期待できそうなので、こちらもいつか読んでみたいと思います。
バランスの良いエンジニアになるための本 ★★★★★
エンジニアリングの世界で迷わないための地図として、強くお勧めする。

エンジニアとして仕事をする上で大切なのは、「バランス感覚」。
いくら個別の技術に精通していても、製品品質は上がらない。

この書籍が優れているのは、冒頭から最後まで、一貫して
品質にフォーカスしていることだ。
原則が端的にまとめられているのも非常に参考になる。

本書でエンジニアリングの全体像を確認しながら、
個別技術を学習していけば、確実にステップアップが図れる。
SEの必読書 ★★★★★
4ヶ月かけて通勤中に少しずつ読んでひととおり読むことができた。
本書の構成は、一般的なプロセスとWebアプリやアジャイルにフォーカスした内容が記載されている。
それぞれの章は、プロセスの概要とポイントが書かれている。PMBOKのそれと同じく、読む人のニーズに沿った仔細な回答が書かれているわけではない。
開発プロセスはどのようなフェーズで構成し、フェーズの中でどのようなワークパッケージを組み込むかのポイントが書かれている。もし深い興味を得た事柄があれば、数多く記載されている参考文献を読むことだ。是非とも、経験を積んでいる最中の中堅SEに読んでいただきたい。もちろん、経験の浅いSEも新しい知識を得るために読んで欲しいし、熟練SEやPMも新しい知識の風を取り入れて欲しい。
王道を行くソフトウェアエンジニアリングの本 ★★★★★
本書は海外でも多く利用され、世界中のSEに親しまれてきた本である。また標準的な教科書である。本書は、版を重ねるたびに、内容が進化しており、驚くほど用意周到に準備されている良書である。本第6版では、特に現在流行っている、オブジェクト指向やWeb開発の内容が豊富に含まれている。その上、最近多く出版されている、オブジェクト指向や、Web開発の本だけでは学べない、プロセスやマネジメントについても総合的に包括的に記述されえいる。システム開発の入門書として、また知識や経験を頭の中でもまとめるに当たっても役に立つ本である。実践向きの本なので、広くSE、PM、ANの方に読んでいただきたいと思う。
読んでよかったです ★★★★☆
以下の4部からなります。
(1)開発方法論(開発プロセス)
(2)「分析->設計->テスト」などの各プロセスで、何をどのような手法で、どう行っていくか、そこで使える知識、また、Webプロジェクトでの応用例
(3)プロジェクト管理の知識。スケジューリング、見積もり、品質管理など
(4)先進的トピック。新しい方法論(フォーマルメソッドなど)
です。

ボリューム的には、(2)が圧倒的に多かったような気がします。

全体的に広い範囲の話が、網羅的に記述されています。小さな字でびっしり書いてあり、そこそこ詳しく記述されています。体系的に、わかりやすく書いてあります。

実践とあるとおり、アカデミックなものではなく、あくまでも実践で応用できるように書かれている印象の本でした。

なるほど、こんな方法があったのか、と参考になることが、沢山ありました。「オブジェクト指向におけるテスト手法」「Webシステムにおけるテストの注意点」が体系的にまとめられているなど、(個人的)に興味深い点が、沢山ありました。

手元において、仕事に使える印象の本でした。