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裁く技術~無罪判決から死刑まで (小学館101新書)

価格: ¥6,980
カテゴリ: 新書
ブランド: 小学館
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裁判員制度じゃなくて裁判がわかる本 ★★★★★
裁判員制度が始まって今ではそんなに騒がれなくなりましたが、
年間に30万人に通知がくるとなると、それなりに準備をしておかないといけません。
裁く方は忙しいとかわからないとか思うかもしれませんが、
裁かれる方にとってはきちんと裁いてほしいと思うでしょうから。
そういった時に読むべき本です。

裁判員制度自体の説明は色々なところに書かれていますが、
裁判のやり方自体はほとんどと言っていいほどわかりませんでした。

この本では、
・序章 裁判員はどれだけ大変?
・第1章 裁判の流れをつかむ技術
・第2章 犯人かどうかを決める技術
・第3章 懲役年数を決める技術
・第4章 死刑かどうかを決める技術
・第5章 本当に困ったときの危機回避の技術
・最終章 裁判員を断る技術
の流れで書かれており、
何も知らなくても裁判の流れや懲役の決め方などが分かりますし、
事例も豊富ですので実際に裁判員になった時の対処法もわかります。

文字も大きく文章も語り口調で書かれていますので、
すらすらと読めてしまうのもいいところです。
裁き方の事例が面白かった ★★★★☆
裁判でどういう風に量刑を決めるか、どういう刑にすべきなのか、ということが書かれた入門書は今までになかったと思います。

本書は、そのあたりを豊富な事例を紹介しながら、クイズ的に気軽に学んでいくことができます。

裁判員になるかならないか問わず、知識として持っていると、刑事物のドラマを見ているときに楽しいです。

犯人はこれくらいの刑になるんじゃないか、って推測しながら見られます。

好奇心を満たせる本としてお薦めです!
裁判員候補者の課題図書 ★★★★★
企業総務部に籍を置いている関係上、裁判員制度に関してこれまで何冊かに目を通してきました。概ね二つのパターンに分けられ、裁判員制度を否定的に論じるか、制度の概要をまとめたもので、どの本も似たり寄ったりというのが正直な感想です。

しかし、本書はまったく新しいパターンでした。
実際に裁判員が法廷ですべきこと=判決を下すまでの道のりを、具体的かつ平易に解説してあるのです。とくに詳しいのは、有罪か無罪か、懲役何年が妥当か、死刑にすべきかどうか、の三点。実際の事件を例に書かれているので、読み物としてもおもしろいと思います。今まで刑法と無縁だった人でも、本書を読めば不安なく裁けるでしょう。

考えてみれば、裁判員制度自体は、裁判所のHPに説明があるわけです。必要だったのは、本書のような判決の出し方でした。脱帽。
裁判員候補者に選ばれた社員には、必ず読んでもらおうと思います。