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薔薇のマリア 13.罪と悪よ悲しみに沈め (角川スニーカー文庫)

価格: ¥799
カテゴリ: 文庫
ブランド: 角川書店(角川グループパブリッシング)
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良かった ★★★★★
今回のお話本当に良かったです!!
なんというかほっとしました。
トマトクンは期待を裏切りませんでした。(いろんな意味で)
アジアンとマリアもちゃんと絡んでくれて嬉しかったです。
そして、なんだかSIXが可愛そうに思えてきました。
いままでただの変態だとしか思えなかった。
最後、リーチェがしめるとは!!
出番少なかったから存在忘れかけてましたー!
全てのキャラクターの動きを見逃すな! ★★★★★
 前巻の最後、復活したSIX率いる悪徳再生(リヴァイス)によって本拠地である銀の砦を落とされ、ヨハンも捕らえられて精神的支柱を失った秩序の番人は、アサイラムの守備と、悪徳再生の即売会襲撃で自己満足に近い矜持を保つのが精一杯の有様。これに秩序の番人の前身・モラリティにいた者として黙っていられなくなったのが、ZOOの園長トマトクンです。
「秩序の番人は俺がもらう」
 自分から動くことさえ珍しいトマトクンがそんなことを言ったのですから、正直山が動いたというやつですね。

 それからあれよあれよという間に秩序の番人総長争奪変則トーナメントが開催されるのですけれど、まあ予想は付くと思いますがいくら秩序の番人の精鋭とは言えトマトクン相手に勝てるわけがありません。トマトクンの方も勝ち上がっていくと言うよりは稽古を付けてやるといった感じで、それでいて容赦なく叩きのめしていくのですから、かつての盟友の残したものがトマトクンにとってどれだけ重要かが推し量れます。
 そうしてトマトクンに率いられることになった秩序の番人は、悪徳再生との戦いで彼らの行動理念である「義」を取り戻していくわけで、他にも父親がエルデンを恐怖の渦に陥れた極悪人だったショックに打ちひしがれるルーシー、かつてSIXに捕らえられ陵辱された心の傷を抱えたままのベアトリーチェがそれぞれ自分の道を見つけ立ち直っていく過程の描写は流石十文字先生といった所でしょうか。
 加えてSIXの方も以前のSmCの時に劣らず強烈な存在感を放ってますし、トマトクンとの戦闘中のやりとりは作品の核心に触れているようですから彼の絡む場面は一言一句たりとも跳ばせませんでした。それだけにあの決着の付き方は意外でしたね。まあその辺は実際に作品を読んでいただくと言うことで。
 ああ、例によってあのキャラクターも何の趣味かコスチュームの色を取っ替え引っ替えしながら登場しますが、まあ変態のすることですし(笑)、一応活躍の場面もあるので跳ばさずに読んであげましょうね。
面白い、が・・・ ★★★★★
今回はヨハン、これに尽きるでしょう。
これまではヨハンはただのサブキャラとしてみていましたが、
かなりいい味だしていました。

そして、ベアトリーチェ。

まぁ前から予想していたことなのですが… 
改めて突きつけられるとキツイものがありますね…
人によっては暗い気分になるかもしれません。

…リーチェ、かわいそうです…(かっこよかったですけど)

話自体はいつもどうりのクオリティだったので☆5にしときました。

いい! ★★★★★
まちにまった新刊。
今回でルーシー編完結です。
今回の見所はなんといってもヨハン。
詳しくはかきませんが私は泣きそうになりました。今までヨハンあんま好きじゃなかったけど今回で大好きな人になりました!
そしてSIX.....。
すごい意外な展開でびっくりしましたがこういう締め方でよかったと思いました。
あとベアトリーチェ!
もう、すごいかっこいいです。同じ女としてかなり尊敬しますね。今回では結構SIX面で重要な人物となっていますよ!

そしてほんの少しだけどSIXとトマトクンの会話の中でマリアの秘密に近づく手がかりがあります。SIXもマリアをみて、りりぃ、トマトクンなどと同じ反応をしています。

あとやっぱり今回はアジアンとマリア好きにはたまらない要素が多々ちりばめられていてよかったですo(^-^)o

てか今回は本の最後に久しぶりにZooのあのおっさんとその従者がでてきます。まあ、マリア達とは別のはなしですが。
次刊ではもしかしたら昔あったことについてわかるかも?と思わせられるおわりかたでした。

ん〜ほんとに面白かったです!

てか十文字青とBUNBUNさんは最強のコラボですね( ̄∀ ̄)♪

詳しいことは皆さんの目で確かめてみて下さい(^_^)v

読んで下さってありがとうございました。