著者が日々仕事として取り組んでいるチラシ作りのノウハウをまとめた1冊。
それだけに実践的。
具体的なアドバイスに満ちている。
実際の経験から語っているため、
細かいことがリアルに語られている。

チラシ作りに悩んだ経験をもって、
本書を読むと頷ける内容ばかり。
通常のチラシノウハウ本は、
デザイナー向けかが多く、
マーケティング視点がごっそり抜けているが、
本書は商売の観点がしっかり感じられて、説得力がありました。

後半のレイアウトのノウハウは、
実際にレイアウトをした経験がある方には、
大変参考になる事例が掲載されていて、とてもありがたかった。

お勧めです。

　広告を出すときに重要なのは、広告を出す側のマーケティング戦略です。誰に何をどう売るか、コンセプトやターゲットが定まっていなければ、費用をかけて広告を出しても期待した効果は得られません。
　本書では、実用的なチラシの雛型が11も掲載されている上に、顧客の立場を考えることの重要性を再認識させられました。

魅力あるチラシ作りの本を探していた。
漠然としたものじゃなくて具体的にポイントを絞り込んで
何をアピールするのか？といった提言をしてくれているところに
買って良かったな、と感じた。
単なるチラシデザイン本じゃない点に注意。
それに期待すると物足りないと思うから。

事例に即して「売れるチラシづくり」にテーマを絞った好著。これから開業するかた方や商売の2代目3代目の後継者にぜひ一読していただきたい。特に実践編はすぐに役立つノウハウが満載で、マーケティング各論として暗黙知であった「チラシづくり」が形式知化されたことに意義を感じる。

内容は想像範囲内であり、特に目新しさが無かったが、残念です。
また、ちらし（広告）を詠っているのに関わらず、カラーページがなく、
インパクトに掛けます。カラーにするだけでも、良くなるのでは？