絵から読み取る生活
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新書のせいか、画像は悪いようです。それとも古いからか?
小生の無教養のせいなのですが、漢字が難しい。。。。
箒(ほうき)すら分からなかった。。。。
いずれにしても、絵巻物から昔の日本人の生活や風習が分かるとんですね。
この様な本を読んでいて思うのは、果たして今現在が本当に世界が幸福なのだろうか?と言う事です。確かに日本で飢え死にする人は殆どいませんが、世界に目を向ければ飢餓は当たり前にあるわけです。
宮本さんは、このような民俗学や歴史学から、進歩とは何か?発展とは何かと自問自答したのではないのでしょうか?
知りたいことはこの中に。
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中学の時、学校の読書感想を書くのに指定された数冊の中から選んだ本書。宮本常一先生の本だと気がついたのは大人になってから。貴族、武者、庶民の日常生活を、絵巻の写真とともに細かく説明してくれている。使っていた道具、衣類、厠、台所、行事の時、動物、船、農業、漁業、狩り、植物、そして人々の姿まで、これほどわかる書物は他にないのではないだろうか。何度読んでも楽しく、また奥深く読める。
民俗学の視点から
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民俗学の権威である著者が、民俗学の視点から、日本中世の絵巻物に活写された庶民の生活を分かりやすく解説した名著です。
中世に生きた人々の日常生活や精神生活だけではなく、日本人の生活感覚のルーツがわかります。