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方法序説ほか (中公クラシックス)

価格: ¥1,680
カテゴリ: 新書
ブランド: 中央公論新社
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どこからはじめるか ★★★★★
哲学に興味がなくても、デカルトの名前は聞いたことがある人は結構いる。
方法序説についても読んだことがなくても「われ思う、ゆえにわれあり」と
いう言葉は有名だ。
考える我、存在、神の存在証明についての展開は文学的といってもよいほど
面白い。
でも、私がこの本からもっとも考えさせられたのは、何を根拠とするか?

何をはじめとするか?という部分だ。
何かを正しいとするとき、その根拠をさかのぼった先には何があるのか?
デカルト自身は神としているわけだけど、宗教を持たない人間にとって
神というキーワードはどうもしっくりこない。
そうかといって何もないと言い切ってしまうのは哲学的にはあるのだろうが
現実生活としてはあまりにも心もとない。

宗教(超越的な力)を信じたいが信じられない人間の存在、言葉、行動・・・
など全て根拠とはなんなのだろう。