ベックとは対照的
★★★★☆
音楽漫画のヒット作ベックは音楽と人との係わりを描いた作品で具体的な音楽的なことはあまり描かれていませんが、この作品はベック程広い世代に支持されないかもしれませんが、洋楽の70年代から80年代を特に好きな方には支持されると思います。連載がヤングアダルト誌のコミックバンチなのと、他の連載作家の読者がこの年代の音楽を聴いていた世代だというのが、この漫画の設定のひとつの理由だと思います。ベックは先に書いた感じの音楽漫画に対して、こちらはバンドのコンセプト、やっている音楽、バックボーンの音楽がはっきりとわかるリアルタイプの音楽漫画です。どんな歌詞かは少しは描かれてはいますが、音は具体的にはわからないくパンクであることでけわかります。この点はベックに共通する部分もあり読者の興味を惹くところです