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信号機の壊れた「格差社会」 (岩波ブックレット)

価格: ¥518
カテゴリ: 単行本
ブランド: 岩波書店
Amazon.co.jpで確認
初歩の初歩として。 “岩波”が出すにしては、内容が薄い。 ★★★☆☆
2007年12月、立教大学で行われた、3者による講演会を起こしたもの。
 「格差社会」について、新聞程度で何も知らない人にとっては、佐高氏の口語体は読みやすいのだろうが、既に何冊か読んでいる読者にとっては、読むべき情報は無いのではなかろうか?
 もう少し写真やグラフなどを挿入して、中高生や普段本を読みなれていない人にも親しみやすくすれば、価値も上がっただろうが、残念。

 佐高氏については、自身の読者が若者ではない、いわゆる昔の“左翼”層であり、彼ら「正規労働者が自分たちの賃金カットやワークシェアをする代わりに、新規正規雇用を途絶えさせない、との選択をしなかったことにも「格差社会」の1因がある」とは言い難いだろうが、雨宮氏は若者代表であるのだが、このような違った観点からも切り込みや、それについての3者の鼎談も無く、会場からのQ&Aも無かったので、広く読んで欲しい本だが、☆は下げた。
相対貧困率 ★☆☆☆☆
近年相対貧困率を使った書物は多い。この書もそうだ。
ちなみに相対貧困率でいえば
もっとも格差がない国は、TOP3に
北朝鮮、ルワンダ、ルーマニアが並ぶことになる。
特に貧困層の月収1ドル以下の国がさらに並ぶ。これは多くの国民が1ドル以下の月収で
その間に格差がないということだ。
近年日本共産党を批判しつつ社民党の意義を強調する著者に期待したい人は読むべき書物で
あるといえます。
アメリカを目指す日本 そして未来 ★★★★★

読んでいて寒気がしてきます。
明らかに破滅に向かっているだろう日本の労働環境があります。
相対貧困率はアメリカ1位、日本がほぼ同率で2位。
経済格差が生む貧困、働きたくても働けなくするシステム。正規社員での名ばかり管理職、そして過労死を生む日本的労働環境。
派遣という名の奴隷労働的システムと自己責任という洗脳。
ワーキングプア、ネットカフェ難民などと言う言葉では言い表せないほどの悲惨な状況が確実に蔓延し社会に浸透している。
遊んで暮らしたいとは思っていない若者が仕事に就けない、そして経済の単なる交換可能は部品としてアルバイトや派遣社員となっている現状が、間違いなく貧困国家アメリカを目指した日本の真実の姿であろう。
そして、戦争という仕事を欲望する若者がアメリカで増えた様に、日本もその道をナショナリズムと言う言葉で片付けられていくのだろうか。