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東京ディープな宿 (中公文庫)

価格: ¥600
カテゴリ: 文庫
ブランド: 中央公論新社
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近場旅のススメ ★★★★☆
個性的な15の宿の紹介だけでなく、その周りも散策していて、泉さん独特の観察眼が、とても楽しかった。特に「東京ステーションホテル」に泊まりたいと思いました。写真がもう少しあると良いと思う。ぜひ続編を出して欲しい。それと今回、載せられなかった特殊旅館だけの本も見てみたい。
宿と町 ★★★★☆
 2003年に出た単行本の文庫化。
 東京には、けっこう怪しい宿やホテルがある。といっても、犯罪と関係してるとか、ラヴホテルとかは本書からは除かれている。そうではなくて、やたらと古かったり、立地が面白かったり、変な歴史を持っていたりという宿が集められているのだ。
 荻窪の旅館西郊は戦前の高級下宿屋が旅館になったもの、西池袋の昌庭之家は中国人が営む外国人向けの宿、東京駅のなかにある東京ステーションホテルなどである。
 そういったディープな宿に泊まり、歴史を調べたのが本書なのである。なかなか珍しい本だ。
 同時に、町歩きの本にもなっている。ホテル周辺の町を歩き、旨そうな店を探し、酒を飲む。
 怪しい宿と町との関係も見えてくる。
カップルで ★★★★☆
まだまだ東京の穴場は沢山あります。カップルだけで使える空間。ラブホだけではなくビジネスホテルやブティックホテルも沢山あります。きっと2人だけの空間作りに役立ちます。
もうひとつの東京宿泊ガイド ★★★★★
 東京に泊まる、となれば超高級ホテルから駅裏のビジネスホテルと選択肢は無限大。しかし、そんな世界とは別の宿泊所が東京にはまだ点在している。

 地元からも忘れ去られた宿に「泊まることを」目的に泉麻人がチャレンジする。著者独特の目の付け所が面白い。